午前中、所用で凸凹商事に顔を出し、その後、2か所を用務で回ったら、昼になってしまったわい。
昼飯を食いながら、昨日の定例の読書会を振り返りたい。
課題図書は『岸信介』(岩波新書)。ワシャの感想は4月11日、12日であらかじめ書いたが、メンバーの発言を含めいくつか並べておく。
「佐藤栄作はよく知っていたが、兄の岸信介については知らないことばかりだった。沖縄返還も岸が関わっていたんだね」
「岸は『フィクサー』と呼ばれるが、『フィクサー』というのは、笹川良一や児玉誉士夫のようでイメージが悪いように思う」
「弟のほうが色男だ」
「日産が日本産業というコンツェルンだったとは知らなかった」
「満州では東條英機とも連携をしていたんだね」
「岸はアヘンを上海や香港でさばくルートを押さえており、そういった角度から見て『フィクサー』と呼ばれたのではないか」
「岸は読書家だった。このことが巣鴨の刑務所で3年余を快適に過ごせた要因だろう」
「岸の狂歌の『退屈は心貧しき証左(しるし)なりと教えし人を想ひ見るかな』はとてもいい」
「30万人のデモが首相官邸に押し寄せた時に『死ぬなら首相官邸で』といった岸の心境は大したものだ」
などなど、いつもはあまり発言をしないメンバーも、今回は本全体に付箋が貼ってあり、全編にわたって意見を言っていた。よかったよかった。
おおむねメンバーの岸信介への評価は良好だった。ワシャは岸を支持するものであるのでホッとしましたね。
読書会後、いつもの居酒屋に行って楽しいお酒を飲んだのでありました。めでたしめでたし。