駄文だから読みたいような~

 今朝の朝日新聞の1面記事下広告に、われらが佐高信(笑)の新刊の広告が出ていた。相変らず的外れな内容だろうから書名も記さないが、要するに高市首相批判の駄文である。書名の横にちょっとした説明が付いているんだが、これまた佐高節で笑ってしまう。

《軍事力強化、スパイ防止法制定、憲法改変……競走馬のように遮眼帯を着けて突っ走る高市に精一杯のストップをかけるために緊急出版する。》

 斜陽社民党の代弁者の立ち位置は変わっていないようだね(笑)。

 この左巻き評論家を知ったのは四半世紀も前になる。当時、新進気鋭のジャーナリストとして登場した日垣隆さんの『敢闘言』(文春文庫)や『偽善系』(文藝春秋)に佐高信が登場したからだ。

『敢闘言』には、「頼りになる日本人?」というタイトルで、「暮しの手帖」の読者アンケートの「いま、日本で頼りになる50人」の中に佐高信が入っていることを取り上げて、《われらが佐高信もちゃっかり四九位に入っている。》と笑っていた。これが佐高氏のプライドを傷つけたらしく、その後、いろいろな媒体で日垣さんのことをこき下ろすことになる。

 さらに日垣さん、『偽善系Ⅱ』では、「辛口評論家の正体」と章立てをして笑い飛ばす。ここで日垣さんは佐高氏のことを「その場かぎりの愛すべき口先評論家」、「水洗ライター」と呼んでいる(笑)。

 日垣さんは「辛口評論家というが、相手がまともに反論する気になる次元の言説ではない」と言っている。例として《アグネス・チャンばりの高額な講演料を要求したという海江田万里は、アグネス・バンリ》とか《田勢康弘は、山形の田舎者》などの言説を取り上げているが、これって、評論じゃないですよね。

 佐高本は「駄文に触れておくのも勉強になるかも?」と、ワシャも図書館で何冊かを読んだ。購入するにはお金がもったいないし(笑)、それこそ1冊10分もあれば読めてしまうので、近所の図書館へ行って棚のところで立ち読みをした。

 まぁどの本も批評と称したダジャレのオンパレードで、それでもこの人の本を斜陽社民党の仲間たちが支えているんだなぁ。これらの駄本を読んで「なるほど」と納得する人々って、ある意味ですごいな~と感心するものである。