昨日の午後5時36分のこと、ワシャのケータイに電話があった。地元の某市役所の内線番号からだった。呼び出し音に気が付きケータイを取った途端、呼び出し音が止まった。よくあるでしょ(笑)。
だからケータイの画面に表示された番号に電話をかけた。ワシャが「某某」と言っているのは、以降の話でその役所を責めたいとかではなく、一般論として語りたいので「どこかのお役所の話」ということで進めたいからです。
ワシャは画面の番号にかける。そうすると「この電話はセキュリテーから録音されます」とかガイダンスが流れ、その後「はい、〇〇市役所当直室です」という男性の声が流れた。
あ、そうか。閉庁時間を20分過ぎていた。勤務時間外だから直通電話も全部宿直に入ってしまうんだ。納得納得。
「あ、すいません。XX-XXXX番から今お電話をいただいたんですが、下四桁は内線番号ですよね、そちらに回していただけませんか」と依頼する。
「内線のXXXX番?ちょっと待ってください。おつなぎしますのでお名前もお願いします」
「ワルシャワです」
そう答えると、耳元には待ち受け音のヴィヴァルディの「四季」が流れ始めた。ずーっと「四季」を聴いていて、何分かしてようやく「はい、こちら◇◇課です」という声が伝わってきた。
「え?某課さんではないの?宿直にはXXXX番とお願いしたんですが?」
「こちらは◇◇課です」
「それでは内線で某課に回していただけますか?」
「失礼ですがお名前を」
って、さっき宿直に名前を名乗ったじゃん!でも面倒くさいので「ワルシャワです!」と言うと、また延々とヴィヴァルディだ。
ここまで最初の着信音からすでに10分経過している。いつまで経ってもヴィヴァルディなので、ワシャは切れて電話を切った。
そしてもう一度、宿直に電話を入れ直した。
「某市宿直です」
「すいませんが、某課に電話を回してください」
「お名前をお願いします」
「ワルシャワでんがな」
つい関西弁になってしまう。
「お待ちください」
また延々とヴィヴァルディ(泣)。何分かしてまた宿直の人の声だ。
「出られないんですよ」
「では、某課のとなりの課、▲▲課に回してください」
「わかりました」
これは「ヴィ」くらいで「▲▲課です」とスムーズにつながった。
「もうしわけないですが、そこからとなりの某課のおそらく課長が席に見えると思いますので電話を渡してください」
そうお願いすると担当者は「お名前を」と聞いてくる。
「ワルシャワでごんす!」
「ちょっとお待ちください」でまたヴィヴァルディ。勘弁してよ。それでも課長はすぐに出て、課長がワシャに連絡したかった要件(1分)を伝えてもらった。すでに時刻は午後6時を回っていた。
某市、1カ月前に「役所の開庁時間を短縮する」ということを地元新聞に発表している。新聞紙面には《開庁短縮 市民置き去り》とあるが、まさに夕べの例はその典型だと思う。開庁時間内なら直接担当課が電話に出る。しかし閉庁してしまうと宿直か交換が対応することになるだろう。その結果がこれである。これを某市は議会(市民)にも何の相談もせずに実施するという。大丈夫か?