拝外主義

 いいことですね。

《安青錦「横綱を目指して」 日本国籍取得の意向示す》

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d6a03fdddb3400dc4e19c0d492c1e828699da7b

 ウクライナから来た若者が、「もちろん帰りたい気持ちはある。友達と会いたいし、普通に自分の街で散歩したい」と故郷に思いを募らせながらも、相撲の道を極めるために日本人になる。善哉善哉。

 友人には、ワシャのことを「排外主義者」だと思っている者もいる。残念ながら、ワシャは「排外主義者」ではない。「排外」ではなく「拝外」の思想を持つ者である。孔子の思想には尊んでいるし、先回の読書会ではヒンドゥー教をかじって、その深遠さに驚かされた。

 まあいいや。ともかくワシャは安青錦の日本国籍取得を歓迎する。彼はウクライナを愛しているけれど、日本の文化に身を委ね、まさにその文化(相撲)の牽引役として連日稽古に励んでいる。日常も着物で過ごし、ちょん髷まで結って、日本語を話し、全体の日本文化をも理解しようと頑張っている。こういった外国人ならどんどんと日本に移ってきていただいていい。高見山にしろ武蔵丸にしろみんな日本人より日本人らしかった。安青錦関、大歓迎である。

 かたや、そうではない外国人がいることはこの日記でもかなり指摘してきた。安青錦のように日本の中に身を投じるのではなく、日本の中にテメエらの居住エリアを作って、そこに不法移民も含め行政が把握できない異邦人が集まって独自のコミュニティーを形成していく。

 これをワシャの住んでいるエリアでもやられてしまった。古い高層アパートにブラジル系が入り込んできて、そこの住民の大半を占めるようになった。周辺は日本人の住む低層住宅街なんだが、サッカーのワールドカップが始まると、その高層アパートの前の空き地で夜毎のカーニバル、大宴会が大騒ぎで行われたんだとさ。

 この騒ぎで隣に住む日本人の女性がメンタルをやられてしまって、関係者から役所に苦情が入った・・・なんてこともあった。

 もちろん、今、西三河に増えている外人に、安青錦になれとは言わないが、少なくとも日本語を勉強し、日本文化を尊重し、日本に長く住もうというなら、望郷の思いは胸の内にしまって、日本社会に貢献するためにその職責を果たせ。

 衣装をブルカだかスブタだか知らないが、異装をしているイスラム女性よ、そんな格好で日本の町を闊歩するなっちゅうの。肌を隠すというなら着物でいいし、髪を隠すなら日本文化の「頭巾」にしろや。着物姿に頭巾なら、これも目立つけど風情があっていいからね。

 軽く髪を隠すなら「綿帽子」、「ねり帽子」。

https://www.niwaka.com/ksm/radio/wedding/hairstyle-makeup/japanese-hairstyle/08/

 しっかり隠すなら「袖わた」、「大坂後家帽子」。もっと隠したいなら「やしき頭巾」や「竹田頭巾」なんてのもある。

 安青錦が、ちょん髷を結って着物で身を固め、まわしを締めて土俵に上がることを考えれば、和装にして頭巾をかぶるくらい大した手間でもない。異文化の国に行って生活をしようというなら、その程度の努力はすべきだと「拝外主義」のワルシャワは思いますけどね(笑)。