一夜明けて考えたこと

「人格は人相に出る」、大王製紙の前会長の井川意高氏がYouTubeで言っていた。ワシャもこの日記にずっと書いてきたが、まさに性格は顔に出ると思っている。

 美醜ではない。間寛平さんはいい顔をしているし、ドリフのいかりや長介さんの顔もよかった。

 ところが石破茂という人物の顔の酷さといったら、これは「歴史に残る仏頂面」と言っても言い足りない。ことごとくどの場面でも顔が悪い。昨日の総裁選の舞台上でも、高市新総裁が歩み寄った時に破顔して握手をしたが、それまで控えの椅子に座って居るゲルゲ~ルの仏頂面は酷かった。

「それほどの悪相になるほど嫌なことがあったのか?」

 あったんだけどね(笑)。

 それをさ、ガキじゃぁねえんだから、そこまで顔に出しちゃあいけねえよ。もう少し自分の感情を表に出さない訓練をしておかなきゃダメだった。もう手遅れだったけど。これほど躾もマナーも勘定抑制もできない人物を総理総裁として選ばされた日本人の悲しさは筆舌に尽くしがたい(笑)。

 笑ってこう言えるのも、ゲルゲ~ルがその席からいなくなるからである。ワシャは爾来これほどまで悪評価をした首相というのは初めてだ。さらば、石破茂。できることならこのまま政界から去ってほしいものだが、いつまでもしつこく居座るんでしょうね。選挙3連敗でも総裁を辞めなかった輩だから。だが表舞台には二度と立たなくていい。

 さて、気分を変えて新総裁の話にしよう。旧来のマスコミは予想どおり新総裁には厳しい。

《新総裁の高市早苗氏を待ち構える悪路、初の女性首相が短命政権になるかも…注目の人事はどうなる》

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20251004-OYT1T50122/?ref=yahoo&ref=yahoo

 左傾の強い読売新聞は、「長老支配」色が濃くなれば、不信は一気に強まるとし、さらに「高市氏がタカ派色を出せば、対中国、韓国外交で壁にぶち当たる」と御託を並べる。読売、阿呆だな。だからいい外交ができるんじゃないか。支那、朝鮮と距離を置くことが日本の明るい未来をつくることだとなぜ分からない。もう少し歴史や地理を勉強しろ。

 読売、公明党にも触れている。支那に強い態度に出ると、媚中党である公明党が困るわけよね(笑)。高市氏がタカ派色を強く出してくると「与党公明も距離を置きかねない」と言っている。

 ぜひ距離を取ってくれ。距離を取られて困るのは、テメエの魅力がないから票を取れず、創価学会票を当てにしているマヌケな自民党議員だけさ。

「新政権は短命に終わる可能性だってある」と読売は書くが、旧態依然としたマスコミ連中の予想が当たったためしがない。だから高市新総裁にはタカ派色をバリバリに出して政治を行って欲しいものだ。

 総裁選の票の動きについてちょっと触れたい。共同通信の久江雅彦という特別編集委員がこのところちょこちょことテレビに出てくる。ワシャは作家の日垣隆さんのご縁で新聞記者を何人も知っているし、個人的も地元新聞社の編集委員など上のほうの人と交流がある。しかし、これほどのマヌケは知らなかった。

 総裁選の前日、このオッサン、小泉候補が高市候補に倍以上の差をつけて勝利すると言っていた(笑)。ワシャみたいな田舎の素人のオッサンでも「そんなことはない」と断言できた。それほどワシャ周辺の自民党員の反応は「高市早苗」だった。

 まぁ共同通信の上層部に納まり、マスコミ貴族を気取って、ヘアスタイルばっかりを気にしているような御仁に庶民感覚は判らないでしょうね(笑)。

 このオッサンの予想では党員票は「小泉120」、「高市80」と読んでいた。ところがどっこい「小泉84」で「高市119」である。各県集計にすると「小泉10」に対し「高市36」となった。予想屋のオッサンの「小泉が高市の1.5倍の地方票を取る」は大外れ~(笑)。

 議員票でも「小泉130」と予想、しかし現実には「80」だった。反対に「高市40」と読んだが「64」で24票も多く積みあげている。オミャーさん、何を根拠に公共の電波でウソこきまきっているの?

 1回目の投票でチン次郎が圧倒的な票を集めるはずなのに、どうしちゃったのかニャ?

 はっきり言おう。共同通信は明確に左の通信社である。だかか自民党総裁選においても、左のバイアスがかかった予想しかできなかっただけのこと。高市・小林(保守)が241も票を得て拮抗してくるとは想像だにできなかったのだろう(笑)。

 国会議員が誰に投票したかは判らない。しかし各都道府県が誰を選んだかは明確だ。チン次郎を選んだのは沖縄、鹿児島、島根、鳥取、神奈川、茨城、山形、秋田、岩手、青森の10であった。沖縄は左の強い島。鹿児島、鳥取、神奈川は、森幹事長にゲルゲ~ル、チン次郎の地元。その他は旧態依然とした自民党の地盤が強いところ。さもありなん。

 ただね、高市総裁になって手放しに喜んでいるわけではない。顔がちょっとはマシになった程度のことで、今後の政策を冷静に見ていきたいと思っている。