「納め」の話はちょいと休憩。
今日の朝日新聞社会面に大きく取り上げられた記事のことである。
《議員の肩書使った投稿、自粛要請決議の背景は 埼玉・鶴ケ島市議会「SNSでの外国人差別反対に爆破予告」》
https://www.asahi.com/articles/DA3S16280408.html
相変わらずチラ見せ朝日なので全くネットは役に立たない。銭を出せば別なんですよ(笑)。
内容は、人口7万の鶴ケ島市議会で「外国人差別反対」をSNSで発信していた女性市議に対し、「殺害予告」や「庁舎爆破」のバカメールを送ってくるバカがいたので、議会は沈静化を図るために「市議の肩書を使った発信の自粛を求める決議」というものを可決した。これに対して朝日は他人の言を借りてきて「そういう決議は言論の自由を制限するもので鶴ケ島市議会は決議をすぐに撤回しろ」と言っている。
これは卑近な例を示せば、近所の議会にもやたらSNSで発信したがる一期目の女性議員がいる。ある種の流行かなぁ。ところがね、その発信内容が精査されたものではなく、テメエの勘定で書き殴るものだから読みづらくて仕方がない。さらに文章の中に個人名やら特定組織の内情があからさまに書かれているので、行政としては極めて危険なSNSと言える。
鶴ケ島の女性議員の文章には当たっていないが、まぁ「外国人差別反対」を埼玉県で叫んでいる段階で変わり者の議員だということは理解できる。
議会も苦慮したのだろう。当初は大方、当該議員に「SNSを自粛してくれないか」くらいの話を持ち掛けたのだろう。しかし、昨今の地方議会の様相はかつてとは違っていて、新人議員が古参議員の言うことを聞かなくなっている。「SNSをやってもやらなくても私の自由でしょ」くらいのことは言いかねない。そこで古参議員たちは「決議」として上程し可決したのだ。新人SNS議員を説得するだけの力量が古参議員にはなかった。これは全国の議会で顕著な特徴と言っていい。人口7万程度の自治体の議会なら間違いなくそうである。
浅知恵で決議を可決したけれど、これに大手新聞を含めた左巻きどもが黙っちゃいませんやね。これは好餌とばかりに食らいついてくる。気の毒と言えば気の毒ですが、この程度が今の地方議会の限界だと思っている。
田舎の比較的裕福な有閑オジサン、労働組合から出向させられている二線級社員、党推薦のイデオロギーに洗脳された人など、まともな人材はなかなか見当たらない。
朝日新聞を読んで、鶴ケ島市議会の決議の是非よりも、地方議会のレベルダウンのほうが心配になってきたわい。