ワシャはちょいとこの業界に詳しくてね(笑)。
《予約した本が借りられない、本が書棚にない…市立図書館が大混乱 大阪維新「文化行政」コスト削減の結末》
https://www.tokyo-np.co.jp/article/403817
大阪市の財政削減の影響は大きい。ワシャが尊敬するコラムニストの勝谷誠彦さんとは仲が悪かった人が、市政を牛耳ってから大阪はおかしくなった。
文化行政、教育委員会管轄の中でも、生涯学習系になると途端に予算がつかなくなる。そして財政削減の際には真っ先に削られる部門である。
大阪市、図書館費を削っちまったんだね。
大阪市、平成19年度から民間委託を始めている。ワシャも直営(市が直接図書館を維持管理する)がいいのか、民間委託がいいのか、道楽でけっこう調べてみたんですね(笑)。ちょうど大阪市が民間委託を始めたこと頃から、これがブームになって全国に広がっていったと記憶している。
ワシャもいくつかの図書館を回ってみてみたが、概ね民間委託は失敗だったと言えますね。TRC(図書館流通センター)が委託先ではダントツだった。だが、TRCの運営する図書館は、暗いというかチープ感が漂うとか・・・。
そりゃまあ、民間企業ですから、採算性が重要ですわなぁ。だから人件費というものは極力抑え込んでいる印象が強かった。そのTRCより、9500万円安い金額で落札したって、そりゃ何もできませんわなぁ。
ワシャは基本的に直営がいいと思っている。それも役所の中の行き場のないような管理職ではなく、モノのいいのを当てがってほしい。そして書籍購入費を潤沢につけること。今や町の本屋さんが休業に追い込まれている。市内に書店がない自治体というのも増えてきた。だからこその図書館なのである。本屋さんがないなら、公共図書館が子供たちに住民に本の情報を提供していく。これが重要だ。
10年くらい前、シーシーシーだかピーピーピーだか忘れたが(笑)、どこぞの本屋が図書館に入り込んだ事例があった。ワシャも鳴り物入りで導入された民間連携事業を神奈川県某市、佐賀県某市まで見に行きましたがな。まぁ酷かったねぇ。本棚だと思って見ていたら、紙に印刷したものだったり、図書館に納入される本が古本だったり、エロ本が混じっていたりとかね(笑)。
図書館本の大手納入業者のTRCもいい加減だが、さらに輪をかけてとんでもないのがシーシーシーだかプープープーだった。
それは図書館業界でなくとも、これはけっこう大きなニュースになっていた。愛知県某市はシーシーシーだかペーパーポーとの契約を市民からの圧力で中止したくらいだ。
大阪市、そんなことも知らなかったのか?そんなんだから市民が迷惑することになるわけだね。
図書館をおろそかにすることなかれ。いい図書館はいい子供を育み、健全な若者を育て、知的で大らかな大人をつくっていく。たまに例外もあるけどね(笑)。