今朝、あくびをしながら朝日新聞を寛げて読んでいると「社説」のタイトルに引っ掛かった。
《死刑モラトリアム 執行を止め熟議する時》
これだから朝日新聞はやめられない。「社説」がバリバリの「死刑廃止」を恥ずかしげもなく開陳している。「人類はみな兄弟、普通に暮らしている人も殺人鬼もみな兄弟」と言って憚らない。アホか!
しかし、こういうクソ社説を堂々と載せてくる見苦しさを笑いたいがために、高い新聞代を払っているワシャも阿呆なんだけどね(笑)。
狂気の「斜説」を見てみよう。
冒頭で《モラトリアム(猶予期間)として執行を停止した上で、議論を始める時》と言っている。そして《死刑について正確な情報を基に議論する場はほとんどないまま、思い負担を課すのは健全だろうか》と疑問を呈する。
後段に入って、定番の《国連加盟国の7割超が死刑を廃止または執行しない》と嘯いている。お~い、その7割では犯罪行為とみなした時、その場で躊躇せずに射殺等を行っていることも書けよ。
まともで優秀な弁護士が書いた『死刑賛成弁護士』(文春新書)に恐ろしい悲しい話が載っていた。2007年にクソバカどもが名古屋で起こした「闇サイト殺人事件」のことである。この事件では何の罪もない31歳の女性が帰宅途中に、闇サイトで知り合ったばかりのクソバカどもに拉致されて殺された。本文を引く。
《車内に拉致すると、キャッシュカード類の金品を奪い、カードの暗証番号を聞き出すべく脅迫行為を続けました。その脅迫文言は、覚せい剤を用いたレイプを仄めかすものや、包丁をちらつかせて切れ味の悪い包丁だから簡単には絶命しないだろうと脅すもの、命を奪うまでのカウントダウンをするなどという内容》
これ、屈強かどうかは知らないが、犯罪に走っているバカ男3人に女性が車の中で囲まれているんですよ。この恐怖たるや尋常なものではないでしょう。
そして女性は殺される直前に暗証番号をクソバカどもに伝えました。
「2960」
この暗証番号は、自らの預金を2人で暮らしている母親に渡すべく女性がとっさに考えた虚偽の番号だった。
「2(ニ)9(ク)6(ム)0(ワ)」、「憎むわ」である。これを聞き出すとクソバカどもは女性を金槌で何度も殴打し、その後、頸を締めて殺害し、その亡骸を山中に遺棄した。そして銀行に行って「2960」を押してもびた一文手に入らなかったそうな。
今から18年前の狂気の強盗殺人事件、無辜の市民が残忍な方法で地獄の責め苦の恐怖の中で殺された事件である。
さて、朝日新聞の「社説」である。お花畑の中で死刑に反対するのは結構だが、被害者の視点も持ってから文章を書けよ。偏った視線で偉そうに講釈をたれてんじゃねえぞ。
気分が悪くて、目が覚めた。