佐賀の変か

 佐賀県である。人口はウィキで調べたら78万5千人くらいだった。愛知県の自治体で考えると西三河南部6市町(碧南、刈谷安城知立、高浜、西尾、幸田)でおおむね74万人なので、人口的に考えるとそんな感じ。

 面積でいうと佐賀県が2,440㎢に対して西三河南部は420㎢なのでおおむね6分の1ほどである。

 ワシャは基礎自治体は人口が30万~50万人程度が適切だと考えるものである。豊田市が42万人、岡崎市が38万人というのは適切な規模だと思っている。だから西三河南部も2つの市くらいが丁度いいと思っている。そうすれば首長は7人が2人になり、ヘッポコ議員など158人が、豊田市が45人で済むんだから同数にしても113人もお役御免にできる。

 佐賀県である。市議会議員だけで212人いる。県議が37人いるので足して249人。町が10あるんだけど、町会議員の数は当たりませんでした(謝)。だから吉野ヶ里町が12人でしたので、平均を10としてかける10で100で少なくとも、佐賀県には350人程度の議員がご活躍(笑)をしておられるわけです。

 これが人口30万~50万人で一自治体ということになれば、豊田市岡崎市で充分にまかなえる。そうすると議員は豊田45人+岡崎37人=82人で済む。260人は要らないということですね。首長だって知事から市長、町長で21人が雁首を揃えているが、佐賀県の人口規模ならたった2人で事足りている。

 地方自治も戦後80年を経過して、国政同様に不具合ばかりになってきた。だから1万6千の吉野ケ里町にも町長を置き、議員12人が必要なのである。でもね、この程度の規模の自治がはたして必要なのか?これは真剣に考える時期に来ていると思う。

 規模が小さすぎるからこういうことが起きる。2日前にも出したネタなんだけど、切り口を替えますね。

吉野ヶ里町長「パワハラ思っていない」課長死亡で町民が調査要望》

https://news.yahoo.co.jp/articles/61fe7a077b92d203ea775110a6012b03368219f9

 住民100人に対し1人の行政職というのが相場だ。人口が多くなると住民数が増え、人口が少ないと行政職が増える。だから吉野ケ里は100対1であれば160人の町役場職員となるが実際にはもう少し多いだろう。

 が、どちらにしても200人程度の集団で、首長は圧倒的な力を持つ。それも役場職員から首長になっていれば、役場の隅々まで認識しており、町長より年配の職員など存在しないから、みんな子、孫のような立場になる。逆らえるわけがない。

 これが豊田クラスになると職員は何千人という規模になり、さすがに市長が全体に目を光らせるというのは現実的に無理だ。だから複数の副市長を置き、局長・部長などを配置する。課長級だけでも200人はいるだろう。要するに人数が増えれば、トップと部下との軋轢は軽減する。

 この点だけを取っても、人口30万~50万の自治体で揃えていくことが、健全な地方行政を構築する第一歩であろう。

 要は「道州制」なんだけどね(笑)。