本を求めて

 昨日の午後、地元でアイドルのプロモーション活動をやっている男から連絡が入った。

ワルシャワさん、『プレーボーイ』の今週号にご当地アイドルが出ていますよ。すぐに購入して見てください」

 もうひとつ、数量政策学者の高橋洋一さんが激怒しているというニュースが入って来た。どうやら官僚崩れの天下り野郎から喧嘩を売られたようだ。その元となったのが『中央公論』の3月号とのことで、午後から市役所に行く用事があったから、ついでに駅前の本屋に寄って買おうと考えた。

 役所での所用は20分ほどでかたがついた。その足で本屋まで行き、『プレーボーイ』はすぐに見つかった。確かに表紙に地元アイドルの名前がある。それを脇にはさみ『中央公論』のほうを探した。しかし月刊誌の中に見つけられない。

 レジで馴染みの書店員に確認すると「もう4月号が出るころなので3月号はみんなはけてしまいました」とのこと。

 そうか、3月号だもんね。3月にはもうないよね。仕方ないので『プレーボーイ』だけカウンターに乗せた。

 そうすると書店員はニヤリと笑った。笑みの意味が理解できず、ワシャは「なになに?」と訊ねた。

「いえ、ワルシャワさんが、この手の雑誌を買うと思わなかったんで・・・」

 と、答えるではあ~りませんか。

 ガーン!そういえば週刊『プレーボーイ』は2012年7月以降、1冊も買っていなかった(たった今書庫で調べました)。その号にはデビュー40周年の矢沢永吉さんのインタビューがあったからね。以降13年も買っていなかったんだから書店員さんの言うことも理解できる。それにいい年こいたオッサンが買う本じゃないし(笑)。

 さて、『中央公論』のほうである。ワシャは「!」ときましたね。駅前には図書館もあって、そこの雑誌コーナーに行けば『中央公論』は必ずある。ワシャはレジを済ますと急ぎ図書館に向かったのでありました。

 図書館の入口右側に雑誌コーナーはあり、当然のことながら『中央公論』3月号は置いてあった。ワシャはさっそくそれを手にしてカウンターに走った。そこの司書も馴染みの人だったんで有料コピーの使用を願い出た。

 司書は気持ちよく申請書を出してくれ、コピー機のスイッチを入れてくれた。

「今日は何の本ですか?」と聞いてくるので「これです」と『中央公論』を示した。

 そうすると司書は、困った表情を浮かべた後、ニッコリと笑ってこう言った。

ワルシャワさん、ごめんなさい。新刊雑誌はコピーできないんですよ」

 あ、そうだった。図書館に一番詳しいはずのワシャがぬかったわい。

「あと3日くらいで旧巻になるんですけどね」

 司書は申し訳なさそうに頭を下げる。いえいえ、駅前の本屋になかったものだから、あわてていて、ルールを失念しておりました。失礼しました。

 ということで図書館でもそのもの自体は読んだけれど、ワシャは紙のものに鉛筆等で書き込まないと腹に落ちない。だからどうしても本が欲しいのじゃ。

 そうなったら仕方がない。流星号(自転車)に飛び乗って、北風の強い中を私鉄沿線にある書店まで走りましたがな。そうしたらね、雑誌の棚に1冊だけ『中央公論』3月号が残っておりました。ゲット!

 高橋さんを誹謗した元官僚については明日触れたい。