支持率回復?

 高市早苗さんが「“日本のチカラ”研究会」を立ち上げた時、まず馳せ参じたのは13人で、有村治子小野田紀美杉田水脈の3人の女傑と山田宏参議院議員など保守現実派の男たちが集まった。

 残念ながら居眠しゲル首相のせいで、8人の衆議院議員の内6人が国会議事堂に戻ってはこなかった。公職選挙法違反で辞任した人もいるけれど、大方はゲル首相の不人気と下手な対応のあおりをうけての落選を食らった。

 まぁ自民党のゲル、盆暗キッシ―、森山爺さんあたりが高市さん支持者、保守現実派を狙い撃ちしたという感じもあるけどね。自民党首脳部は何をしたいのかがよくわからない。テメエたちの権力欲しか見てないんだろうね。ホントに始末が悪い。

 さて、ここで割を食った6人の中に、東海比例単独候補1位の山本左近がいる。安倍さんが健在ならむろん当選したし、高市首相なら当然議員になっていた。しかし単独比例に届く前に、自民票は枯渇し、大惨敗となったことはご案内のとおり。

 もしこの元F1レーサーが、レーサー仲間の豊田章夫さんの地元の愛知11区から出ていたらどうだろう。少なくとも77歳の爺様のように対立候補に4万5千もの大差はつけられなかったろうし、比例復活していた可能性は高い。

 こういった戦略眼の欠如もゲル内閣の特徴と言っていいだろう。つまらぬ指揮官の下では大量の将官が死ぬ、まさに先の大戦で日本は思い知ったはずなのだが、80年も経つと忘れちまうのかなぁ(泣)。

 そして、それでも責任感のある指揮官は責任をとって自決した。今回の総選挙、大敗北にも関わらず、トップのリーダーは辞任すらしないとは・・・。

 これもそれも

《石破内閣支持率43%、前回調査から上昇…読売世論調査

https://news.yahoo.co.jp/articles/d1a7bfa542436a46a8a8c29ed32bfe8b75fd6fee

 こういう世論調査と称する出所の判らない情報をまき散らすマスコミと、それに影響を受ける情報を鵜呑みにする愚かな国民側にも罪があると言える。

 支持率が回復するわけがなかろうが。