《安倍氏に習え 石破首相、11月後半の訪米検討 「ショック」緩和できるか》
https://mainichi.jp/articles/20241106/k00/00m/030/147000c
早速、石破首相はトランプ氏に電話をしたそうだ。そして11月後半にも訪米して早期に面会をするらしい。記事には《トランプ氏との個人的な信頼関係を図る》考えらしい。
あまいな。無理と言ってもいいだろう。
トランプ氏は好き嫌いのはっきりした人物だと見ている。醜悪なものは大嫌いなんでしょう。まず奥様のメラニアさん、美人ですよね~。知的でもあるし、スタイルもいい。ファッションセンスも素敵だ。
この女性を配偶者に選んでいるだけで、トランプ氏が審美眼のある人だということが判る。
トランプ氏が大統領に就任していた4年間と、それ以前のビジネスで成功してきた半生を眺めると、彼の性格の一端が垣間見える。人と接する時の笑顔や、他者と交渉する際に見せる厳しい表情などいくつもの面(おもて)をテレビ越しに見せてくれたが、実に奥行きのある表情、人相を持つ人である。光の当たり具合、面の角度などで表情をがらりと変える深く彫り込まれた能面を感じる。
かたや石破首相、縁日で売っているモンスターのビニールのお面のように薄っぺらい。
8年前は不人気だったトランプ氏に、安倍さんはいの一番に渡米してトランプ氏に会って、その信頼を得、友情を培った。これも安倍さんの人格がにじみ出た彫の深い面差しが手伝っていることは明かだ。
さて、安倍さんに続こうとしてトランプ氏に電話をした石破首相、その時間は5分だった。通訳を介しての電話だから、実質2分30秒、それが相互だから一方は1分15秒ほどの持ち時間。文字数にして300字程度だわさ。そんな短い電話では社交辞令を伝えるだけで時間オーバーだ。安倍さんなら1時間以上、ゴルフの話から国際政治の状況まで話せるだろうが、朴念仁のオタク爺には会話が続けられないだろう。もちろん盆暗岸田も同じようなものなんだけどね。
一代でのし上がりトランプタワーを作り上げた成功者である。それこそ政治家になる前に数多の善人、悪人、才人、阿呆と丁々発止とやりあってきたことだろう。
その苦労人に比べると、政治家世襲で代議士になって、オタッキーな趣味に埋没していたボンボンだった人では、はなから勝負にはなりません。
トランプ氏の言動・行動を見ると、嘘をつく奴、前言をあっさりひるがえす奴、口先だけの奴、決断しない奴、回りくどい奴、何を言っているのか分からない奴、センスのない奴、だらしない奴が嫌いだ。
これが見事に当てはまってしまうのが、なななんと、現日本国の首相である石破茂なのである。トランプ氏だってこんな奴と友達になりたくないわさ。日本の外交、かなり厳しいと言わざるを得ない。
ワシャは昨日の自民党両院議員懇談会で、「石破退陣」の声が出て、そのまま首を挿げ替えるのか?と思っていたが、いやはやさすがに旧態依然とした機能不全に陥った自民党である。若干の声は出たようだが、石破首相はそのまま続投となった。これで、自民党の底も見えた。
こんな愚物を国際政治の場に出していいわけがなかろう。そこを理解せず、ただただ多数のドングリの中に座って高給を得ていると、落ち着くんでしょうな。
一度、自民党は解体したほうがいい。現状の自民党ではトランプ大統領とは渡り合えず、日本国民は大きな負担を強いられることになる。政権選択選挙で「否」を出したにも関わらず、またまた寄り合って延命工作をしている。それって全部己らのためだよね。国民のことを1ミリも思っていないよね。
嗚呼、止んぬる哉。