国を思うのに右も左もなかろう

《沖縄は断じて敵にゆずらず。生命もいらず、名誉も地位もいらず、ただ必中あるのみ。深山のさくらのごとく、人知れず咲き、散るべき時に潔く散る。何の雑念も含まず。》

 神風特攻隊、23歳の西田高光海軍中尉は出撃の2週間ほど前の戦闘日誌にこう書いている。この若者は5月11日、南西諸島海域で戦死した。私はこの日誌の記述を読んで泣いてしまった。

 彼と同様に沖縄を守るために多くの若者が命を賭して戦った。「沖縄は捨て石にされた」というバカがいるけれど、この80字足らずのメッセージを読むだけでも、多くの兵隊が沖縄を守るために死んだことは厳然たる事実であることが判る。判らなきゃ感性も知性もない輩だね。こういった特攻隊員の遺書、手紙、メモ、メッセージという事実がにも関わらず反日売国の低能連中は、テメエらの空想で特攻隊員たちを貶めることをばかりを言う。これを私は許さない。

 阿呆なリベラルのことで字数を費やすのはもったいないのでこの程度で止めておきます。

 それよりも冒頭のメッセージである。23歳の若者が、生命もいらない、名誉もいらない、地位もいらないと言う。そりゃそうだよね。特攻隊なのである。九死に一生も望めない、十死零生の攻撃である。この戦略を企画した日本軍の上層部は愚かだったと思う。しかし、この作戦を遂行した兵士たちには最大限の敬意を表したい。ちょっと書きながら泣けてきた。

 だから上京した折には、時間が許せば靖国神社に参拝して御霊に額ずいてきたものである。彼らに感謝をすることができない国会議員などさっさと荷物をまとめて大陸へ移住してくれ。

 高市早苗さんは、機会があるごとに靖国神社に行かれ、英霊に額衝いておられる。その方が自民党総裁選の出馬会見で、《私たちが生きている今は「それは誰かが命がけで守ろうとした未来」だった。》と言っていた。このフレーズの後に特攻隊員の話が出てくるので、この「誰か」が西田中尉を始めとする日本のために、沖縄のために太平洋に、大陸に散華した多くの若者たちのことであることは理解できよう。

 彼らが命を捨てて守ってくれた日本の未来、それがまさに現在の日本なのだが、どうしてそれを支那に食い物にされ、さらに支那、ロシヤ、北朝鮮核兵器で脅され続けなければならないのだろう。

 すでに支那共産党の工作が政界の奥まで浸透していることは、明確な現実なのである。NHKやその他のメディア、さらには経済団体や大学など、スパイ防止法を持たない日本は、世界でも稀なスパイ天国となり果てている。

 ここでもう一度、日本の危機に命を捨てて、日本の未来を守ってくれた靖国におわします英霊に報いるためにも、彼らから託された未来を、今度は我々の子や孫にしっかりと渡していくことが、今を生きる我々の使命ではないか!

 靖国とか特攻隊を出して話をしたり、議論をすると「右翼」というレッテルを「ド左翼」の皆様から貼られることが多かろうが、私は「まちづくり」を進めるために共産党と手を結ぶことをまったく厭わないし、土地の共有制などの考え方は「ド左翼」に負けないほどである。

 それでも、特攻隊として日本のために戦ってくれた若者たち、大陸で突然襲ってくる便衣兵などから邦人を守って亡くなった兵隊さんには、哀悼の祈りを捧げるものである。

 嗚呼、日本人よ、いつこの毒々しいぬるま湯から出ることができるのだろう?

 

※以上の文の一人称は「ワシャ」を使わず「私」としました。結構、まじめに考えてまじめに書いたものですから「ワシャ」ではふざけているように感じ、英霊に対して礼を欠いてはいけないと「私」にしましたが、次からは普通に戻りますので(笑)。