議員視察の愚

 エッフェルネエサンや長欠スピードネエチャンが白日の下に曝したように、議員の視察など観光旅行に他ならない。もちろんまじめに視察を実施している議員もいるけれど、そんなのはごくわずか、5%もいないだろう。残りは観光地で大はしゃぎ、視察先では疲れを癒すために休憩とあいなる。

《“詳細は話さない”議員は足早に立ち去った 税金で海外視察「見直す」と宣言も会議は非公開で取材にも応じず 深まる疑念》

https://news.yahoo.co.jp/articles/b49b8c1f3e3896aefd72f8056d693f1951c3460c/images/000

 福岡県議会の海外視察の記念写真をご覧あれ。大はしゃぎでしょ(笑)。もちろんモノのいい議員も少数いるでしょうよ。でも5%。20人ほどいるから1人はまともかもね。

くどいようだけど大半は「議員になること」「議員でいること」が最優先課題だと思っているバカばかりだから、誰が自分の国を、自治体を善くしようなどと考えますかいな。

「いやそんなことはない、ちゃんと考えている」

 と言われる方もおられよう。だからくどくど言うけれど、モノのいいのもちょこっとはいますよ、それは否定しない。しかし、大多数がバカばかりだと言っているでしょ。

 バカ呼ばわりをするなというなら、視察報告書を見せなさいよ。県職員が添削しているかもしれないけれど、それを見ればどの程度の議員かが判る。視察報告は、旅行日記じゃないのだから、視察内容から情報を分析し、足りなければ関連文献を読み込み、ある程度のレベルの論文として公表しなさいよ。

 でもね、「バカの考え休むに似たり」というとおり、バカがいくら考えたって、そんなもの寝ているのと大差なのでございます。

 だったらさ、議員を海外に観光旅行させる費用で、自治体職員を研修に行かせなさいよ。海外視察に出しなさいよ。そのほうがよほど国のためになるし、自治体のためにもなるというものだ。