昨夜のBSの報道番組がおもしろかった。
ひとつはBS-TBSの「報道1930」、もうひとつはBSフジの「プライムニュース」だ。
どちらも「政治資金規正法改正案」についてだった。TBSはゲストが元総務大臣の片山善博氏、自民党の井上信治氏、立憲民主党の小川淳也氏。フジのほうが、自民党の山下貴司氏、立民の逢坂誠二氏、維新の遠藤敬氏、政治ジャーナリストの田崎史郎氏である。
ここで注目していただきたいのが、自民党の議員である。井上信治氏、山下貴司氏って皆さん知ってました?
ワシャは山下氏については辛うじて顔と名前がつながるが、井上氏については寡聞にして知らなかった。
通常ネタであればこのクラスの議員がゴールデンタイムの報道番組に出ることは適わない。当たり障りのないどうでもいいテーマなら、小石河とかエッフェル松川氏、野田聖子氏とか大物(笑)議員が顔を出すんでしょう。
ところが「政治資金規正法改正案」では、バカを出すと取り返しのつかないことになりかねない。自民党幹部も考えたんでしょうね。TBSには東大法卒元官僚の7期目、フジにはやはり東大法卒の弁護士で法務大臣までやっている4期目の精鋭を充てている。
どちらもそつのない官僚答弁には長けた人材で、小石河などよりもまともだと幹部たちは踏んだのだ。ダッフンダ。
ところがTBSのほうは、自民党の井上議員を、片山元総務大臣と小川議員で囲んでしまった。片山氏は東大法卒、元自治省官僚で元鳥取県知事、元総務大臣。小川議員も東大法卒で元総務省官僚、立憲民主党の中でもうるさがたで通っている。
ここではなまくらな自民党案が俎上に上げられさしもの井上議員もフルボッコにされてしまった。何度も言葉を詰まらせる場面があり、これでは自民党案を進めるどころか欠点だらけということを白日の下にさらしてしまった。いわんや小石河においてをや。
フジのほうは、TBSと比較するとやや甘かった。元ニセコ町長程度では、元法務大臣に歯が立たない。遠藤議員は、「大丈夫かいな?」のレベルで、維新の底の浅さを露呈してしまった。それでも反町キャスターと田崎史郎氏が突っ込んで質問をしたので、元法務大臣ですらあたふたとする場面が見られた。
俊英(笑)の山下、井上でもこの体たらくである。残りの小石河以下のぼんくら自民議員では、何ひとつまともな答えなどできないだろう。
自民党幹部も両方の番組を見ていたんでしょうね。だからこれだ(大爆笑)。
《政治資金規正法改正案 4日に採決で合意も先送りの可能性》
https://news.yahoo.co.jp/articles/0df80da0b92f67274a8f0aa33b88a417a69981d8
《関係者によりますと、4日の採決を見送り、5日に改めて再修正した案について質疑を行い、その後に採決する案も出ています。》
自民党が公明党と合意した案がボコボコにされてしまったので、「ちょっと再修正します」と言い出した。そもそもそんなもの最初から想定して案を作ってこいよ。
お前らの首の上に乗っかっているのはカボチャかよ?
ここまで国会議員がお粗末だと、日本の未来も暗い。
東京15区でもののいい議員が誕生する可能性もあったが、討論会にも出られない立憲共産党の女性を国会に送ってしまった。この女性、「政治資金規正法改正案」について一言も発言していないだろう。それどころか内容すら知らない可能性もある。
この体たらくの要因は、悲しいけれど国民にあることも否定できない。
「モー娘。」だか「もうブス」だか知らないが、こんな議員を選んでいるのは国民なのだ。
《「国会を舐めている」と大ヒンシュク…自民党・今井絵理子議員が国会を長期欠席していた「あきれた理由」》
https://news.yahoo.co.jp/articles/a581ec9dad978e62a60e747d7507c199274b139e
投票行動を起こさない60%、残りの40%の内の8割は人物を見ず党の指示で投票したり、政策を聴かず見てくれや、女性、有名人ということだけで名前を書いている。まともな有権者は1割にも満たない。これを国家の危機と言わずしてなんと表現するのか。