ニュースモロモロ

 元男の子で、性転換手術をして女性として生きているユーチューバーの青木歌音さんが、こうツイートしていた。

《「ぽ〇ち〇付いてて戸籍男なら誰がなんと言おうが男です」「手術すらしてないのに女扱いしろだなんて図々しすぎるよ」》

 おっしゃるとおり。

 

「多様性だ~」と言いながら多様性を殺すリベラル左派は、結局、スターリンソ連毛沢東共産党と同種でしたね。リベラル左派の多様性のなさは、情けない。

 

 四代目猿之助丈のことである。今、ニュースで大騒ぎをしているが、それはまだ憶測の域を出ていないので、そこには触れない。

 ただ、歌舞伎ファンとしては、また心身ともに回復を見たならば、ぜひとも舞台に戻ってきてほしいと思っている。どんな事情があったとしても、猿之助丈がいい俳優であることは間違いない。大看板の少ない令和の時代、猿之助丈は貴重な歌舞伎役者なのだ。カムバ~ック エ~ン。

 

 ゼレンスキー大統領が来日する。世界史の年表にでかでかと出るような時代の変革期を目の当たりにすることができるのは喜びだ。ぜひ、ゼレンスキー大統領が広島から強いメッセージを発して、独裁者どもへの強烈な一発を喰らわせてくだされ。

 

 そうそう、広島で思い出したけれど、G7の会議が開かれている広島市の宇品のことである。『國史大辞典』から引く。

《(宇品港は)明治二十二年(一八八九)完成した。日清戦争のとき陸軍部隊の輸送基地となった》

 日清戦争は知っていますよね。日本と支那の全面戦争で、明治27年夏から翌年の4月に講和条約を結ぶまで続いた。それまでの日本人が経験したことのない本格的な対外戦争で、動員総兵力24万人で、この多くが陸軍であり、まさに宇品港から大陸に渡っている。

 清国に大勝利をおさめたことで、極東のひかえめな小国が、アジア植民地政策を押し進めている欧米列強に待ったをかけ、大国に参入する切っ掛けとなった。

 その「宇品」である。岸田首相がそこまで考えたかは知る由もないが、少なくとも対支那シフトを大きく切っていくターニングポイントとしては、もっとも相応しい場所であろう。

 岸田首相のブレーンには知恵者がいるようですな。