憲政史研究者の倉山満さんがこんなことを言っている。
《そもそも選挙をやる以上、最低でも二つの選択肢が無いと意味がない。三つ以上必要かどうかはともかく、最低でも二つないと意味がない。「マトモな選択肢が一つしかない」は実はゼロと同じ。》
どこぞの県の話。灰汁の強い現職が四選目を狙う。それに泡沫候補が何人か群がっているという図式。ポスター掲示場にも現職と共産党候補は、告示直後にしっかりと貼られていたが、泡沫候補はいまだに貼ってないところもある。 共産党と泡沫候補しか対抗馬がいないのでは、倉山さんの言う「実はゼロ」ということになる。それに四選目を狙う現職も、まともな人には「選択肢」とは見えないんですね。これが選挙というものなんでしょうかね~。