長きことの是非

 だからこういうことになる。知事は3期もやれば充分で、多選は弊害しか生まない。

《河野知事行動歴 宮崎県が変更依頼 陽性判明後「初詣削除を」》

https://news.yahoo.co.jp/articles/8ff86dee0681be8a711bf939cb738cf5a0aac935

 知事の4期目など、ほぼ独裁体制が固まってしまって、県の職員は忖度、気遣いに奔走することになる。また、議員たちは多選知事にゴマをすり利益誘導に励みだす。だから多選はダメだ。

 2期8年で知事の座を退いた松沢元神奈川県知事が「権不十年」と言ってからずいぶんの時間が経ったけれども、ほぼ大統領制と言っていい権力構造に、全国の都道府県知事は、執着しているよねぇ~。松沢さんは知事から参議院議員にステージを替えていったが、長期の知事たちに、日本のために政治のステージを切り替えるなんて気はさらさらない。国会議員を凌駕する力と、小さな国家元首よりも強い権力的地位に長く居たいだけのこと。

 例えるなら江戸時代の雄藩の大名のようなもので、そんな地位に4期以上の知事が16人、4期目出馬を表明しているのが2人もいる。現代の雄藩大名が居心地いいのは当然で、3期もやれば「よきにはからえ」てなもんだよね。

 そして不幸なことには、現代の有権者というのは風や空気に流されてしまう傾向が強い。土井旋風が起これば売国社会党が大勝し、小泉旋風では、箸にも棒にもかからない阿呆が大量に当選した。風で民主党が政権を盗り、土下座ポッポーが総理大臣になってしまう。これが「民意」というやつですね。

 基本的に現在の制度は、真に国を思う、地域を思う政治家というものが選択され難いシステムになっていることは間違いない。宮崎県は東国原さんのほうが善かった。

 知事なんてものはテメエでなにもしないわけだから、さっさと替わってほしいものだが、こちらのほうは長く続けていただきたい。

三遊亭円楽さん 生前に『笑点』の後がまに指名していた意外な「2人の名前」》

https://news.yahoo.co.jp/articles/f98ad4259a297b057156e539f7f2b5d6c8ad2de1

 円楽師匠が逝って3カ月余、生前に『笑点』の自分の後継に2人の落語家の名前を出していたという。

《円楽師匠が“遺言”として託したのは、五代目圓楽一門会の中堅真打ち、三遊亭兼好(52)と三遊亭萬橘(43)の両名です。》

 なるほど。

 ワシャは昨年の10月の段階で『笑点』メンバーの後継予想をしている。ここね。

https://warusyawa.hateblo.jp/entry/2022/10/05/071526

 三遊亭萬橘ならいいと思いますよ。