ざっと済みたり

 今日、読書会。課題図書は、河合敦『徳川家康と9つの危機』(PHP新書)。来年の大河ドラマが「どうする家康」なので、タイムリーな一冊と言っていい。

 内容は「桶狭間」に始まり、「三河一向一揆」、「三方原」、「長篠」・・・「関ヶ原」と家康の生涯を追っている。

 ワシャは一時期、家康の研究とまでは言わないけど、家康関連の本を読みあさったことがある。その手の本だけで200冊は下るまい。それ全部書庫に納まってます。だからちょいと家康の周辺に詳しかった。過去形なのは、ずいぶん昔のことなので、忘れていることも多いからね(笑)。

 今日のタイトルは、家康が最晩年、病いに倒れた時、息子の秀忠に今後の幕府の方向性を確認し、その答えに満足した家康が呟いた言葉である。「松永道斎聞書」に載っている。

 

 さて、自分のことで恐縮なのだが、いたって些事な話なんですが、現在「ざっと済みたり」の心境なんですね。うふふふ。