脈々と歴史は続く

 週末、所用で上京していた。その内容については、現時点では言えない(笑)。

 いやはや、久しぶりの東京はよかったなぁ。ちょうど、黄葉が始まっていて、東京駅から皇居に向かう銀杏並木は、絶景であった。

 さて、所用を片付けて、夕方から少し時間が空いたので、ワシャはもちろん歌舞伎座へ直行しましたぞ。

「十一月吉例顔見世大歌舞伎」

市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露・八代目市川新之助初舞台」

 を観劇に行ってきましたぞ。感激でした。

 

 二日目、午前中に所用を済ませると、昼をはさんで少々時間ができたので、当然、ワシャは木挽町に出かけましたぞ。

「待ってました!」

成田屋!」

「十三代目!」

「八代目!」

「日本一!」

「たっぷり!」

 

 凄い舞台だった。この舞台は歴史に残るものと言っていい。仕事の合間の時間に、ちょこちょこっと顔を出したような不真面目な若輩者のワシャも同じ空間にいられたことをうれしく思っている。

 團十郎の「勧進帳」、「助六」。新之助の「外郎売」。大看板の役者がちょい役で勢ぞろいしたところなんざ、やっぱり團十郎の襲名披露でゲスな。ちょいと御園座では観られませんやね。

 この観劇の感激は、おいおい日記の間隙をぬって書いていきたいと思う。