今朝の朝日新聞トップが「ロシア、ウクライナ侵攻」だった。真っ黒な賽は投げられた。後は西側諸国の勇気と決断が重要となってくる。
ここでちょいとリーダーの顔の話をしたい。リーダーというものは独裁者であろうと、名君であろうと、その立ち位置によってそれなりの顔が必要である。もちろん人間には顔はみ~んな付いているから、どんな立場でも顔は首の上にのっている。しかし、リーダーたちの顔は、まぁ一種の看板だから、それなりのものをのっけないと不様になったり、害をなしたりするから困りものだ。
支那の習近平である。いかにも悪漢面で、ドラマなら間違いなく悪代官といったことろだろう。ここまではまり役だと逆に作者の作為を感じてしまうほどである。 ロシヤのプーチンも善人顔ではないね。メーキャップでどう誤魔化しても、マフィアのボス面は修正できない。 やはり人の顔には生き様が出るというけれど、ここまでの悪党面というのは、一朝一夕で出来上がるものではない。ある意味ですごい作品群と言っていいだろう。
かたやアメリカの梅爺サンである。これが見事なまでの善人顔だ。もう煩わしい世事から離れて隠居生活を過ごしている、人生を達観した世捨て人のような顔。リスのような目、いや、目に生気が失われているといったほうがいいか。あの目を見ると、認知がかなり進んでいるかもしれない。 こんな人生の終演のような顔に、悪漢面どもと丁々発止とわたり合えって言っても、そりゃ酷でしょ。国際政治の火中で、善良な面というのは単なるマヌケ面だし、これも害顔と言っていい。 やっぱりトランプ氏の顔が良かったよね。それなりに凄味のある顔で、怖さではプーやペーに引けを取らない。何度でも言うけれど、アメリカ大統領がトランプ氏だったら、ウクライナ侵攻は絶対に起きていなかった。プーは梅爺だからやすやすとのりを越えたのだ。 さて日本のリーダーたちの顔はどうだろう。フニャチンはフニャフニャした顔で官僚答弁を繰り返すだけ。リン外相もロシヤ大使を外務省に呼んで「直ちにウクライナへの侵攻をやめ、ロシア国内へ撤収すべきだ」と、「呪術廻戦」に出てきそうな丸っこい顔で抗議したそうな。それに対してロシヤ大使は「ロシアによるウクライナへの侵攻というようなことは起きていない」と反論したんだとさ。 しっかりしろ、リン外相。そう言われたらこう抗議しろ。
「なにを言っていやあがる、テメエたちは日本固有の領土である北方四島を日ソ不可侵条約を一方的に破棄し、終戦のルールすら守らずに占領したまま70余年も不法占拠しているんだぞ。そんな国際ルールも守れない腐れ国家が偉そうに口幅ったいことを言っているんじゃねえぞ。ウクライナからさっさと撤収しねえと、北方四島に自衛隊を帰らせてもらう」
くれえにことを言ってやれや。
でもやっぱり言えませんね。なんといってもロシヤは「核兵器」という飛び道具を何千本と並べて見せつける恐喝犯で、こっちは裸のフカキョンが丸腰で横たわっているだけだからね。
日本のだらしなさ、ここに極まれり、嗚呼やんぬるかな。