久し振りにバカを笑います

 ひええええ~、本日の午前1時頃に九州で震度5強地震があった。震源日向灘ということだが、ワシャが昨日までうろうろしていた九州北部でも震度4の揺れに襲われた。ワシャが泊まっていたのはホテルの10階の部屋だったので、こいつは揺れたでしょうね。震度4を体感したのは、中越地震直後に現地調査に入った時だった。震度4ってけっこう揺れる。佐賀市久留米市宗像市ってまさにワシャが動き回っていたところでんがな(驚)。

 話は戻る。

 昨日の午後のことである。仕事を終えて、北九州小倉駅にたどり着いていた。新幹線高架下のビエラ小倉の2Fに「ごまそば高田屋」があったので、そこで「力そば」を食べる。この店、チェーン店なんですが、東海地方にはなくって一度、ごまそばっていうやつを手繰ってみたいと思っていたんでゲスが、運がよかった。黒胡麻を練り込んだ「ごまそば」っていうのがこのチェーンでしか食べられないということだったので、さっそく食べてみた。本当はせいろがいいんだけど、午前中に北九州の埋立地で寒風に吹きっさらされていたもんですから、体が冷え切っちまって、暖かいのをいただくことにしたんですが、これが美味かった。艶のあるごまそばの歯触りもよかったし、ちょいと濃いめの汁もいい。小さめの衣をまとった餅が3つ並んでいるところも上品だった。これは一応「七味五悦三会」候補に入れておこう。

 昼食をとって、新幹線の発車まで、まだ20分程時間があったので、お土産でも買おうと思い、2Fから3Fへ鞄を抱えて昇り始めた。このビエラ小倉は、変な造りで、エスカレーターはあるにはあるんですが、階の途中までしか届いていない。だからそこまでは階段を昇るしかないですよ。

 だからワシャはエスカレーターに乗るために階段で息を切らしている。ようやくエスカレーターに乗ってホッとした途端、背後から「ワッカを落としましたよ」と女性から声をかけられる。

「何事?」

 と振り返ると、ジャージー姿の女子高校生がエスカレーターを昇ってきて黒いワッカをワシャに手渡す。これ、百均で打っている5㎏未満のバッグを下げることができる「バックフック」というやつで、これね。

https://iemone.jp/article/zakka/kuma_moriya_149520/  

 これをワシャは愛用しているのであった。それが女子高生の集団の横を通過するときに落ちた。それに気がついた女の子があわててエスカレーターを追って来てくれたのだ。ありがとう。

 女の子はエスカレーターを必死に逆走して降りていった。あの娘たちも深夜の地震には驚いたことだろう。地震お見舞い申し上げます。

 そんなほっこりとした話はここまでで、ここからはバカを笑いたい。

 今朝の朝日新聞地方版にこんな不様な記事が載っている。

《自民市議の暴行一審判決を支持》 https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20210729_10333

 上記のURLは一審のときのものだが、要するに酔っぱらった席で多数会派の期数の多い議員が少数会派の期数の少ない議員に暴行を振るったというもの。

 時々、議員のこういったお粗相が新聞ネタになる。西三河の某議会でも似たようなことがあって、結局、手を出したほうが敗訴した。

 勝ち負けはこの際どうでもいいんだけれど、どうもこの手の先輩が後輩をパワハラするということが往々にしてある。

 詳細はもちろん藪の中でどっちが正しいなんて外野から見ているものには判るはずもない。しかし、それでも人相を観るものとして言わせてもらうなら、まず暴行したほうの57歳多期数議員は、議会ホームページ上の写真を拝見するに、いかにも名古屋顔の目つきの鋭い顔で、一番いい顔がこれってことは普段はもっと我儘そうな顔立ちなんでしょうね。暴行されたほうは、真面目そうでやや気の弱そうな表情を持っている。だが真面目ゆえにいっこくそうなところも見られ、飲んで議論になっても持論に固執しそうな印象を受けた。

 どちらの議員も好んで一緒に飲みたいタイプではないし、たまたま同席したとしても適当な話でお茶を濁しておしまいですわ。万が一、議論になったとしても、相手の体に触るなんてもってのほか。丁寧な言葉づかいで相手の論をことごとく否定してやればいい。

 現役の勤め人の時に、ある議員と議論になって、まさにこの手を使って論破したことがある。本当なら逃げ道をひとつ用意してあげるんだけど、あまりにも詰まらない議論だったので、全部締め切ってやったのね(笑)。そうしたら激怒してね「殴ってやる!」って口走ったんですわ。そこでワルシャワはひるまない。「どうぞ」って自信満々に応じた。衆人環視の中で1発殴られればそのまま医者に行って被害届を出せる。ワシャの顎は見た目よりも丈夫だし、殴られた瞬間に力を逃がす術も心得ているからね。ワシャは慰謝料をいただいて、その議員はそれで社会的に抹殺される、はいおしまい。申し訳ないが喧嘩をする腹が違い過ぎた。

 結局、まわりがその議員を止めて事無きを得たが、その議員、それからワシャには絡まなくなった。わりと頭いいじゃん(笑)。

 さらにバカがこいつらだ。

《「なんて乱暴な」立憲幹部は絶句 連合の野党離れ、なくした政治の軸》 https://news.yahoo.co.jp/articles/3aaa31bfad55ea5a719ef1c072471b436fb86c29

《夏の参院選に向け、労働組合の中央組織・連合が支援政党を明記せず、共産党と連携する候補者を推薦しないなどとする基本方針案をまとめた。(中略)「なんて乱暴な……」連合の基本方針案を知った立憲幹部は絶句し、「今までのような共産との連携はできなくなり、新しい方法を考えないといけない。これで得をするのは自民党だけだ」とこぼした。》

 連合の判断はきわめて冷静で正しい。多くの組合員はじつは左翼ではなく普通の人達なのだ。リベラルな考えを持っているとしても、中道に近く温和な考えを持っている。そういう人達が、革命を起こして天皇を吊るしあげようなどということを考えているイデオロギー集団とはそもそも相容れないということに気がつかない立憲民主党の幹部。こいつら真性のノータリンであることは間違いない。