やれやれ

 X‐ディが10月26日に決まった・・・。10月26日って、あんまりよいお日柄ではない。

 維新の立役者として、明治政府の重鎮として、日本を国際社会の中にしっかりとデビューさせた初代総理大臣の伊藤博文が、まったくリテラシーのない朝鮮人の暴徒に、ハルビンの駅前で射殺された日なのである。そもそも伊藤は、朝鮮半島を併合するのに反対だった。その人物を殺害してしまったのだから、「もう少し勉強をしろよ」という話。近代日本を築き上げた人物を失った日。10月26日、大安ではあるが、日本にとっては忌むべき日であろう。

柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺

 正岡子規のこの句が読まれたことから、10月26日は「柿の日」とされている。1895年のこの日に、法隆寺を訪れた際の名句である。

 それはそれとして、道鏡の政権を掌握していた時にとんでもないことを実施した。「百万塔」の製作して、畿内の十寺に十万基ずつ奉納するという大事業である。この時の「百万塔」が、今、法隆寺に4万余基残っている。銅鏡=百万塔=法隆寺=柿=10月26日とは、あまりにも穿ち過ぎか(笑)。