自慢高慢馬鹿のうち

 秋の大会議、メインは先週終わっていたのだが、ワシャの所属する小会議・分科会が昨日開催され、進行が良かったんでしょうね(笑)、滞りなく無地に終了した。メインも小会議も順調だったんだけど、やっぱり気が張っていたのだと思う。夕べはルービーを2缶飲んだら眠くなってしまって、そのままバタンキュー。気がつけば朝になっておりました。

 

 昨日の会議終了後に、仲のいい幹部に呼び止められた。雑談をしていたんだけど、そこでこんなことを言われた。

「うちのカミサンがね」

 あんたは、刑事コロンボか?

「たまたま、凸凹大会議のワルシャワさんの放送を見ていて、『この人の話は解りやすいわ~』と言っていました」

 あらら、ありがとうございます。

 

 もう一人の幹部は、わざわざ役員控室まで訪ねてくれて、「満額回答でしたね」とニヤリと笑ったものである。それだけを言いに、5階まで上がってきたんかいな。ご苦労さん。

 

 昔、凸凹企画部門でワシャの部下だった係長にも「よかったですよ」って言われて、ちょこっと頑張ってきた甲斐があったと思った。こういうさりげない「褒め」がありがたい。

 

 さて、昨日の小会議の話である。凸凹では重要な公式会議でふざけるようなことはしてはいけない。たまたま今年はその小会議の長をやらされてしまったんですわ。最初は断ったんですよ。だって、質問ができないんだもの。だけど、結局、押し切られて、その席に着いているんだけど、会議のシナリオは、事務局によって全部組み立てられている。もちろんなんのドラマ性もなく。だから長としては退屈で退屈で・・・。だから会議シナリオを大幅に改編して、お仕着せのセリフをワシャの言葉に置き換えてやった。そうするとね、勘のいい執行部は「かなり言い換えましたね(笑)」と言ってきてくれた。気が付いてくれたんだね(返笑)。

 そしてどーしても退屈だったんで、一つ笑いの爆弾を仕掛けた。

 会議室には大きな円卓があって、それを社外役員と、執行部、質問を受けた課長クラスが囲む。ちょうどその課長席の中にワシャの元の部下がいた。まぁ仮に「資料情報課長」とでもしておきましょう。彼が社外役員との質疑応答を行った。

 会議の流れとしては、役員が挙手をする。そうするとワシャが「〇〇役員」と指名するんですね。それで質問が始まるわけですが、質問が終了すると、ワシャが「答弁願います」とおもむろに言うんです。このセリフを百ぺんくらい言わなきゃいけないんで、それが詰まらない。だから「答弁をお願いします」とか「ご答弁をよろしくお願いします」とか「ごにょうえん願います」とか「#%&◎@×願います」とか、いろいろと言い換えて楽しんでいる。そんなことはどうでもいい。その「願います」を受けて、担当の課長が手を挙げ「委員長、資料情報課長」と発言を求める。それを確認して、ワシャが「資料情報課長」と指名して答弁が始まる。

 さて、この「資料情報課長」である。ワシャの元部下であるので気心も知れている。よほどのことがあっても動じない男だということも分かっていた。そこで仕掛けた。

「資料情報管理監!」

「課長」を、その上の職席である「管理監」と呼び間違えたのである。

 当然のことながら、資料情報課長は「え?」と驚いた。一瞬、会議室全体が動揺する。

 そこでワシャがおもむろに言い直した。

「失礼しました。資料情報課長」

 そうしたら、執行部から「ドッ」と笑いが起きた。狙いどおりだった。

 

「資料情報管理監」、この職名は現在の凸凹商事にはない。ある事業を展開する折に設置された特別の役職で、その初代がワシャだった。そして事業の完結を見て、その役職はなくなった。後にも先にもワシャだけの役職名だったんですね。

 だからそれを言い間違えて「ドッ」と受けるのはワシャが指名した時だけで、他の委員長では、その裏がないのでそれほどおもしろくない。ワシャだから受ける必殺の一撃を繰り出して、見事に当たったのでこれは嬉しかった。ということでここでご報告しているようなわけでございます。