クマの多いところ

 調査旅行2日目。熊本にいる。1日前に九州新幹線で博多から入ったのだが、途中、何本かの川を渡った。とはいえ、新幹線だからよほど大きい河川でないと、「渡っていますね」と意識することはないんですけどね。

 でも、ワシャは熊本の地図を持参しているので、河川の概ねの位置は判るし、それに橋を渡るときに車輪の音が少し変るから、なんとなく認識ができた。福岡県大牟田市の手前に「隈川」がある。熊本県玉名市街で「菊池川」。熊本で新幹線を降りれば、市内を流れる「白川」があって、南へ車を走らせれば「緑川」、「球磨川」、「川内川」などが流れている。

 これらの河川が形成した平野があるんだけど、その中心には必ず「クマ」の地名がある。白川の熊本に代表されるように。まぁ隈川、球磨川にいたっては、河川そのものが「クマ」を名乗っているのですが。

 ワシャが今確認しただけでも、「隈部」、「熊本」、「隈の庄」、「熊県」、「隈之城」があり、さらに南に目を転じると、鹿児島県の東半分を占めるのは「大隅」であり、「スミ」と呼ぶけれど、これって「クマ」ですよね。

 遡れは、要するにこのあたりは「熊襲」の治める地であったから、いろいろなところに地名として残ったのであろう。

 今回の調査はその中の球磨川水系が、昨年の水害で大きな被害を受けた状況と、その後の対応などを調査に赴いたわけである。

球磨川矢作川(愛知県)の比較、そこから見えてくる災害対応」

「治水対策の現状と効果」

「令和2年7月豪雨の状況について」

「特に避難所の対応について」

「ダムの効能について」などなど半日のレクチャーを受けたが、質疑応答も活発になされ、事前に多くの疑問点を投げかけ整理をしてあったにも関わらず、それ以外でかなり踏み込んだ議論が交わせた。

 結局、時間切れとなって、また今後も情報の交換をお願いして会議室を辞去したのであった。

 まぁ調査報告は整理をして凸凹商事のほうに提出するので、それはそれとして、調査の合間に見た人吉の景色がまた格別だった。そのあたりはまた日記に書き残しておきたいと思っている。

 仮設の人吉市役所の玄関先を通ったときにいろいろな催しのリーフレットラックが目に触れた。そこにこんなリーフレットがあったのだ。

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夏目友人帳展」?

 なななんと、なななつめ。この町は夏目友人帳の故郷だったのか!いやぁ今の今まで知りませんでしたぞ(笑)。