見苦しい横綱

八角理事長、“奇策”の白鵬に苦言「優勝回数の多い横綱がああいうことをしてはいけない」》

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6398996

 この馬鹿を誰か止めてくれ。14日目結びの一番。馬鹿《白鵬はこの日、結びの大関・正代(時津風)戦の立ち合いで、仕切り線から土俵際まで下がった“奇策”を敢行》したのだ。例えば、宇良とか炎鵬といった小兵力士がやるのならまだしも、史上最大の優勝回数を誇る横綱が、こんな立ち合いを死んでもやってはいけない。相撲への冒涜と言っていいし、とくに横綱は単に勝てばいいというものではなく、その勝ち方にこそ相撲の美学があるからである。このことを根本的に理解していない馬鹿が強いということが、相撲界の悲劇である。

 SNS上で、相撲を知らない連中が「そんな手があったか」と肯定的な発言をしているが、そんな手はない。とくに横綱は「神」なのである。泰然自若として仕切りをして、正々堂々と組み合って、向かってくる相手をねじ伏せる。それが横綱相撲なのである。小兵の平幕力士のようなことを、オマエがやってどうする。ホントに引退させておくべきだった。

 こんな恥ずかしい横綱を目にする時が来るとは、相撲好きだった祖父は、こんな外道の横綱を見ずに、彼岸に旅立ってよかったなぁ。

 令和の好角家たちは不幸だ。クソの立ち合いの後、名古屋市民会館がどよめいたのは、強烈な違和感が故である。それはそのまま白鵬への非難と言っていい。

 土俵を去れ。白鵬