100股男と性交爺さん

 45股でも100股でもいいけれど、この男、顔を観ればそのいかがわしさがにじんでいる。おそらく百人の若者が並んでいて、「一番信用できない男はだれだ?」と問われれば、ワシャは自信をもって彼を指し示すだろうよ。

 どこが引っかかるか。目である。

《「女癖良くなかった」契約会社語る45股男の過去…除名も検討》

https://news.yahoo.co.jp/articles/0295ca66ab0b95c7ebe5abd4e71a37c3338a301b

 目は口ほどにモノを言い・・・・・・とはよく言ったもので、上記のニュースに添えられている写真を見ていただきたい。ワシャの長い人生経験の中でも、この手の目を持っているヤツは噓つきが多かった。目に力がなく、それでいて常に嗤っているような眼差し、人を馬鹿にしているような目と言ってもいい。

 こういう目というか、視線をもつヤツには、爬虫類のような不気味さを感じる。爬虫類の好きな人もいるので一概には言えないけれど(笑)。

 あるいは蟲と言ってもいいかもしれない。こういうヤツに見られると、なんだか蟲にじっと見つめられている感覚とでもいいましょうか。そんな不気味さを感じる。だから、こういった目を持つ人物とは、一定の距離をとって近づかないようにしているのであった。

 

 こっちもある意味でモテ男の話。

《「紀州ドン・ファン」元妻“高飛び”前の急転逮捕…覚醒剤密売人と接触つかんだ》

https://news.yahoo.co.jp/articles/7172300f96b9dbf952f890d3f18c9b17b60cafef

 100股男は、女性から金をしぼったが、こっちの爺さんは金を配った挙句に殺されてしもうた。

「4000人の女を抱いた」と豪語し、1回の性交報酬に30~40万円を渡していたというから、1人1回30万円としても12億円を貢いだことになる。凄いね。1日に3回は性交をしていたと豪語しているので、1日100万円くらいの性交費が必要だ。1日3回というのも恐れ入りますな。まぁ4000人の女を抱いて1人の女に殺されていれば世話はないやね(笑)。

 人の死を茶化してはいけないが、この和歌山の資産家の価値観を考えると、人というものの価値観というのは、千差万別で天と地ほどの高低差があり、月と鼈ほどの容積比があるものなんだなぁ・・・・・・と愕然とさせられる。

 もちろんワシャは貧乏なので、性交費そのものを持ち合わせていないし、かりに潤沢な資金があったとしても性交には使わない。そもそも1日6時間(1回2時間と仮定して/笑)も、性交関連(服を脱いでチョメチョメしてその後にシャワーを浴びで服を着るまで)に、そんなに時間を取られたらたまりませんぞ。年間2000時間以上をセックスだけに費やしている。そんな暇人ではありません。

 無い者の僻みということなかれ。世には、この性交爺さんくらいの資産を持っている人は数多存在するが、さすがに何十億円も、何千時間を、ペニスの摩擦のためだけに使う人はいないだろう。

 ちょうど性交爺さんと同年配の高須克弥先生は、とてもお金持ちだけど、お金や時間をもっと有意義に使っている。

 盗るほうと、盗られるほうと、両極の男がたまたまクローズアップされたけれど、人ってのはいろいろなのが棲息しているんですね。こんなド派手な2人ではないけれど、最近、「人の価値観っていろいろあるんだなぁ」と思わせる小さなこともあって、今さらながらに人の多様性に驚いている。人間っておもしろいですな。