わいは純金や

 バカじゃないのか!

《議員バッジは純金製維持か金めっきか 大阪市議会で論争》

https://www.asahi.com/articles/ASP334389P32PTIL01F.html

 こんなくだらない論争を議会内でやっているとは、大阪市議会、おもいきり暇ですな。バカの集まりと言っても差し支えなかろう。大阪市職員は嗤っているぞ。

《議員バッジは純金製を維持するべきか、金めっきに切り替えるべきか》

 そんな些末なことで会議を繰り返せば、周囲からは見放されるばかりだ。

《市議会事務局によると、現在のバッジは純金製で、価格は一つ約6万円(今年2月時点)、修理費は2千~3千円》

 かつては、マヌケな地方議員たちが国会議員にあやかろうということで、国会議員バッジに似せて分厚くごつくふわふわした布で包んだ重たいバッジを作ったんだとさ。国会議員に憧れたが故の悲しいバッジなんだが、そんなものだけを真似したって中身がマヌケじゃ仕方なかろうに。時代は変わって、国会議員もマヌケが増加して、それほど憧れの対象でもなくなったでしょ。

 

 ワシャはバッジコレクターである。ピンバッジだけでも500ほど持っている。ちょっとここでは言えないヤバイバッジも持っている(笑)。もちろん大阪市議会のバカ議員が欲しがる純金製のものは持っていないけれど、似たような地方議員バッジはコレクションの中にある。でもね、バッジの厚みがあり過ぎて格好悪いんですわ。500の中でもっとも付けたくないバッジと言っていい。

 でも、地方議員の皆さんにすればひとつの身分証明のようなものでしょうから、否定はしませんが、それが純金製でなくともまったく問題はないと思う。そこにこだわっているのは、ありゃりゃりゃ~、自民党会派だとさ(ポテチン)。

自民党(19人)は2日の会合で「贅沢(ぜいたく)と言えば贅沢だが、質を落とさないでいい」として、純金製の維持で一致した。》

 おそらく若手の中には「純金でなくてもいいんじゃないか」と思っている議員もいただろうが、こういったところでは長老の声が巾を効かせる。2~3人の期数の多い頑固ジジイが言ったんでしょうね。

「質を落とすことはわてらの価値を貶めるものや」とかね。

 そんなもの、バッジ程度のモノに自分の価値を決められてたまるか。ワシャは金メッキのバッジすら不要だと思っている。作家の百田尚樹さんは「銅でいい」と言っているが、いやいや1個200円のピンバッジで充分だ。

 今日日、議員バッジをして飲みに行ったって何のメリットもありませんぜ。議会に出る以外で、仰々しくバッジをひけらかしたってダサいだけだって。こんな不毛の議論をしている大阪市議会、それも「つまらん議論をしてまっせ」ということを外に漏らしている段階で、全国の笑いものである。

「身分証だから純金製がいい」と主張する自民党の連中に言いたい。そんなものでかい缶バッジに「大阪市議会議員」と書いたのを付けておけ。そのほうがよっぽどどこの誰だかよく分かる。でもさぁ出来の悪い議員なんか、正体がばれないほうがいいんじゃないの。

 バカな自民党議員(ホントは長老の何人かだけだろうか)が、こういうことをやってくれたので、一気に全国の議員バッジに憧れるアホ議員に無駄なバッジ代をかけなくて済むようになるかもね。

 純金のバッジなんかいらない。メッキでも重たいのはいらない。軽量で安価で格好いいのがいい。

 昭和が終わって30年も過ぎている。未だにバッジをステイタスにしているようじゃ、まともな仕事はできないと思うよ。