会議はおどる

 昨日、凸凹商事の外部役員のある会議中に倒れそうになった。

 ワシャはなにが嫌いだといって、牛の小便のようにだらだらとだらしなく続く会議ほど嫌なものはない。本当にゲロを吐きそうになってしまった。まとめる能力のない者の進行、議題を理解していない者の発言、やたら混ぜっ返したがる者のくだらないギャグ。こんなんで2時間やられてごらんなさいよ。ホントに気が遠くなってくるんですぞ。

 例えば、ある会議の些細な進行方法を変えようという議題があったとする。それを決めるのに、あるグループの理事による会議、全員による会議、さらにグループが複数あるので、そこから代表が集まっての会議、その上に会議をどう進めるかを決める会議があるのだ。その一番小さい単位の会議で「その進行方法を変えるために特別チームを編成して検討しよう」ということになった。

 おいおい(泣)、屁みたいに些細なルール変更に5つもの会議体を経るのかよ。凸凹商事本体でこれほど回りくどい決定プロセスを持っている部署をワシャは知らない。とくにワシャがその部局のリーダーだった時は、打ち合わせは上司まで含めて一気にやってしまう。そこで話をまとめて、即、副社長、社長のところに持ち上げていった。そのくらいのフットワークの軽さができる組織規模でもある。時おり、部長や副社長をすっ飛ばす時もあって、ずいぶんねちねちといじめられたが、事業実施のために時間は極力減じるべき、スピードこそが最大の価値(勝ち)だと確信していたので、ブレーキを踏みそうな上司は無視をした。それでも許されていた。

 たまにね、執念深いねちっこい上司に祟られたけど、そんなもの、全体の利益のためには「なんぼのもんじゃい!」と中央突破を謀ってきた。おかげで左遷されたけどね(笑)。

 だから、組織構造がきっちりと定まっていない人の塊は、どうしても堂々巡りが続いてしまう。

 次の時には気が遠くならないように「進行!」をかけまくろうっと。

 

 その会議が長引きそうだとあらかじめ予想していたワシャは、大相撲を録画しておいた。午後1時からのNHKBSと、午後3時からの地上波を予約していた。ところがBSの録画が不調で、宇良と大翔丸の取組、時間一般で画像が固まってしまう。3度やり直したが同じところで止まってしまう。なんの祟りだろう。このためにワシャは宇良の取組を見られず、今朝、結果を見れば負けているではあ~しませんか(泣)。

 辛うじて、パンの山(明瀬山)の一番は再生ができて、みごとな寄り切りを見せてもらったが、いい加減にしてほしい。

 なんだか疲れた1日だったわい。