頭が腐っている

 立憲民主党と国民民主党が選挙のために民進党に戻るという。なんのための分党だったのかと問いたい。ワシャ的には、反日売国が明確に出る分別だったので、分党を歓迎していたのだが、また味噌も糞も一緒の状態になるんだね。

 愛知県でも2つの別れる。野党の良識派と目される大塚耕平氏は立民に行かない。古本伸一郎氏も同様である。山尾志桜里氏、古川元久氏などもまともな選択をする。

 残念なのは、愛知12区の重徳和彦氏。かつては自民党から推薦を受けて愛知県知事選挙に出馬したものだった。しかし、テドロス大村が飛び出してきて、油揚げをさらっていってから苦難が始まった。うろうろうろうろしながら、ついに立憲民主かいな(泣)。

 愛知13区の大西健介氏も残念だ。13区は労組票が圧倒的で、常勝大西を誇っている。地域活動にもまめで、暇さえあれば地元の寄り合いとかイベントに顔を出す。だから自民党の13区に候補者を立てられない。

 重徳氏も大西氏も思想的には左ではない。だったら立民などと合流してはダメだ。ここで立民に動く多数の議員は、単に選挙目的でしかない。方向性を変更してまで、そんな烏合の衆と一緒になるのは百害あって一利なし。

 

 この2月の国会質疑で、立憲民主党の大幹部の辻元清美議員が「鯛は頭から腐る!」と安倍首相に斬りかかった。ロシヤのことわざに「魚は頭から腐る」というものがあって、日本には「腐っても鯛」という俗諺がある。これがこんがらがっちゃったんだね(笑)。

 

 リアルに現在の立憲民主党の頭は腐っている。立民の凋落は、数のせいではなく、あきらかに頭のせいである。最高顧問:菅直人、代表:枝野幸男、幹事長:福山哲郎、副代表:蓮舫、幹事長代行:辻元清美、副幹事長:有田芳生って、すごいラインナップでしょ。完全に頭が腐っている。この集団が日本を担ったら、遠からず日本自治区になることだけは間違いない。

 申しわけないけれど、これだけドリーマーが揃っていては、小さな田舎町でももつまい。いわんや国家をおいてをや

 前述の大西氏がこんなことを言っている。

「かなり悩んだが、緊張感ある政治を実現するために大きな塊に加わる」

 まぁ寄らば大樹の影ということなのだろう。が、その大樹、頭だけじゃない、根も腐っているかもね。 

 

 離合集散に目を奪われて、目新しいからといって、票を投ずるほど、国民もバカじゃない。