マスクから考える

 このところ「武漢肺炎」禍が激烈過ぎて、どうも国民が忘れていることがあるような気がする。マスクのことである。安倍総理の配布したマスクから、高騰する市販のマスクまで、全国民がマスク狂騒曲に踊らされているような気がする。

 

 ある自治体(多くの自治体)では、災害用に備蓄していたマスクを福祉団体や医療団体に配布をしているという。それはとても結構なことである。緊急時であるので、どんどんと積極的な配布をしていただきたい。

 そして、何万枚かのマスクの購入をするために補正予算も組んでいるという。それも正しい。どんどんと積極的にやっていくべきである。

 しかし、「?」と思わされることもあった。何万枚、何十万枚を補正予算で購入する、それはいい。だが、購入したものもすべて配布に回すという。お~い、ちょっと違うんではないか。

 

 このところ岐阜県、長野県で地震が頻発しているという現実がある。

 今朝、午前5時過ぎに岐阜県地震が発生した。昨日からだけでマグニチュード3程度の地震が岐阜、長野で7つ発生している。

 日本列島で、直近に発生した100の地震のうち、63回が愛知・岐阜・長野の三県で発生している。わずか4月23日以降の1週間で100の地震が起きて、その6割以上がこの地域で発生していた。

 思い出してほしい。私たちの住む地域の南側には、南海トラフという巨大地震の巣があるということを。

 コロナの対策をしている間は、南海トラフ地震が待っていてくれればいいのだが、現実はそんなに甘くない。

 

 今から100年前に「スペイン風邪」の大流行があった。日本でも多くの犠牲者が出たわけだが、その3年後に「関東大震災」が首都圏を襲っている。そして10万人の命を奪った。

 前回の南海トラフでの地震は、昭和19年である。つまり太平洋戦争の末期、日本が連戦連敗し、本土への爆撃が始まった後に愛知県を巨大地震が襲ったのである。

 

新型コロナウイルス」との戦いも大切であり重要であることは論を俟たない。しかし、コロナ対応もしながら、もう一つの見えない敵である地震災害も常に念頭に置いておけ、ということである。各自治体にとっては「二方面作戦」、あるいは「三方面作戦」になるかもしれないが、有能な首長の下、しっかりと対応していっていただきたい。

 

 ニャンコ先生のしているのが、百均で手に入れた帽子止め2本とガーゼハンカチで、ワシャ自身で作った330円(税込)のマスクである。 くどいようだがワシャが手縫いで夜なべして作ったのじゃ!

f:id:warusyawa:20200501073238j:plain
f:id:warusyawa:20200501073201j:plain

  どんな菌が付着しているとも限らない支那製のマスクなどより100倍安心で、なおかつお洒落である。

このように工夫すれば、一般の市民が着けるマスクなどどうにでもなる。大騒ぎする必要などないのだ。中国共産党の策に乗せられるな!