楽観は落下

 とんでもない夢を見た。午前4時頃にトイレに立って、それから見た夢である。凄まじいスケール、臨場感で、こんな夢は今まで見たこともないものだった。しかし、ここに書けない。正夢になるといけないからね。

          

 さて、今朝の朝日新聞である。トップに「緊急事態宣言」の大見出しがおどろおどろしい。全体でも6ページの広告と特集の2ページを除く22ページに「コロナウイルス」の文字が小さな悪魔のように踊り狂っている。

 高須克弥先生や百田尚樹さん、有本香さんが警鐘を鳴らしていた1月末には「コロナ」の「コ」も「武漢」の「武」もなかったことを思えば、隔世の感がある。

 そして社会面である。「武漢肺炎」の関連でないものは四コマ漫画しかない。あとは「新型コロナウイルス」のオンパレードである。

 愛知関連の見出し。

《愛知、「経路不明者すくなく」》

《緊急事態の対象外》

《緊急事態宣言を 河村市長要請へ》

《東海でも休業・短縮▪「感染気をつける」》

《軽症患者ら 県施設入所へ》

《愛知 あすから最大50人程度》

《愛知21人感染確認 1日あたりで最多》

《7都府県との往来自粛を 東海3知事緊急アピール》

 こんな状況にも関わらず、愛知県は「緊急事態宣言」の対象外となった。知事の根拠のない自信と、厚生労働省とバトルをした結果ということか(泣)。

 河村名古屋市長は、報道陣に対して「速やかに対象地域に含めていただくように申し入れをしたい」と話している。

 これに対して、愛知県の患部は・・・間違えた、幹部は「対象地域に宣言されても意味がないどころか、経済への打撃が大きすぎる。それでは人災になるから、避けなければならない」と発言している。

 これが愛知県の惨状である。このセリフを厚生労働省経済産業省が振りかざして、春節前の支那人流入を防ぐことができなかった。その結果が今である。

 あの時に、台湾同様に国を閉じておけば、どれほどの益が日本にもたらされたことか。その時のことを学習していない愛知県幹部。似たようなことをどこぞの県議も言っていたので、この意味のない楽観が愛知県庁の総意なのだろう。

 嗚呼、止んぬる哉。