なさけないことに愛知県は感染者数139人を超え、ワースト1北海道に19人と迫っている。死者の数にいたっては16人となり、北海道よりも10人も多い。
日本国は、二階の害毒を排し安倍首相のリーダーシップでなんとか乗り切っている現状だが、愛知県は危機感を持てない評論家知事のために、どんどんと悪化の一途をたどっている。もっとも連携しなくてはならない名古屋市長にそっぽを向いているようではダメなのだ。「いやいや連携していますよシーシー」と言われるかもしれないが、自身がツイッターに上げた写真そのものが、河村市長を拒否ってるじゃん。それは、そのまま部下にも伝播し、愛知県と名古屋市がぎくしゃくする基になる。トップはそういうところにまで気を使わなければいけないのだ。
昨日言ったことを繰り返すけれども、評論家あたりに「今回の件は首長がおバカな所ほど、感染者も多く、終息も遅いということが分かった。その典型例が兵庫県。いまだにクラスター地域と言われている。もう1つは愛知県。こちらもいいとこ勝負のバカ知事」などと言われていてはいけない。それは選んだ愛知県民の名誉すら傷つけるものだからだ。奮起せよ。
上に政策がないようなので、下は対策を立てよう。まず、科学者の武田邦彦先生のアドバイスを。
○現時点からあと2週間くらいは警戒して欲しい。
○ウイルスの生存期間はおおむね10日くらい。
○外出したら一切のものに触らない。触らなければ外に出てもウイルスに感染しない。
○接触程度によって感染度合いが違う。ライブハウスでも接触しなければ感染しない。飛沫感染でも2m離れれば大丈夫。
○どうしても触る場合は左手(利き手でないほう)でものをつかむ。利き手は目をさわったり鼻をほじったり口に当てたりすることが多い。だから右手ではなにも触らないようにする。
○皮膚からは感染しない。
○一番上に着るものは玄関で着脱をし、家の中に持ち込まない。
○うがい手洗いはしっかりと実行する。
○注意すれば感染しない。
○栄養のあるものを食べ、楽しいことでリラックスすれば、免疫力をつけておくこと。
○PCR検査はさして重要ではない。感染がわかっても8割は無症状か鼻水がちょろっと出るくらい。もちろん検査したほうがいいが、軽症ならそれほどこだわることはない。
武田先生は、東日本大震災のさいに、放射能飛散について的確な指示をしてくれた。国が放射能の危険区域を同心円で表したのだが、武田さんは風による影響で帯状に拡大するとしてヨーロッパの観測情報を流してくれた。今でこそ、後者が正しく、菅内閣の出した前者はクソ情報だったことが証明されているが、当時は同心円を首相から国民までが鵜呑みにしていたものだ。その時から「科学論」から意見表明をする武田先生の発言を信頼している。
正しい情報を得て、正しくこわがって、正しい対処をして、武漢肺炎を打ち負かしましょう。