武漢肺炎その8

《新型コロナ感染抑止へ「行かない方がいい場所」とは? 専門家会議の見解まとめ》

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200308-00010002-wordleaf-soci

 政府の専門家会議が、「人が集まる風通しの悪い場所」には行くなと言っている。「ライブハウス」「スポーツジム」「屋形船」「ビュッフェスタイルの会食」「雀荘」「スキーのゲストハウス」「密閉された仮設テント」などを挙げた。これらは、実際に1人の感染者から複数の人たちに集団感染した事例が報告された場所で、《ただ、これらはあくまでこれまでに発生した例に過ぎないことに注意が必要です。「人が集まる風通しの悪い場所」という同様の条件を満たす場所であれば、上記以外でも感染のリスクはあります。》と言う。

 具体的には、「換気が悪く」「人が密に集まって過ごすような空間」で「不特定多数の人が接触する恐れが高い場所」だと指摘している。

 それはどこやねんという話ですわな。専門家会議は「カラオケボックス」「クラブ」「立食パーティー」「自宅での大人数での飲み会」などを列挙する。そして、規模の大小にかかわらず、風通しの悪い空間で人と人が至近距離で会話する場所やイベントには行くなと言っている。

 

 散歩やジョギング、美術鑑賞などは低リスクとしている。手を伸ばしても相手に届かないような距離が感染リスクを低くすると言うが、どのケースでも密集することもあり、とくに美術館なんて完全な密閉空間だが、それが安全だとして大丈夫なのか。

 小池都知事は、「花見も止めろ」と言っている。花見などは屋外で換気は抜群にいいはずなのだが、それはダメなんだね。専門家会議の言うとおりにすると、人とかかわる一切の活動ができなくなるような気がする。

 

ならば・・・。

ワシャは2月19日に「戒厳令を布くべきだ」と言った。もちろん気の抜けた現行憲法下で出来ることではないのだが、それに近いことをしなければ今回の「武漢肺炎大爆発」から国民を守る術はないのではないか?と言っている。

 結局、本日0時をもって支那中国、韓国からの渡航を制限するところまでは、なんとか進んだ。何度も言うけれど、遅きに失したが、やらないよりはやったほうがいい。

そして、国内の対策については、前述した専門家会議の呼びかけである。まぁこれもやらないよりはというレベルですね。なにしろ「具体的には」と言いながらちっとも具体的ではなく、ばくっと「ここも、ここも行かないほうがいいんじゃないの」くらいの呼びかけだから役に立たない。やることが中途半端なんだよね。

 悲しいのは、ワシャの大好きな大相撲である。大阪府立体育会館は、すっからかんの無観客で、今さらながらに観客の存在がいかに重要なのかが分かったわい。

 名古屋ウィメンズマラソンは参加者も応援も閑散としていた。なんだか淋しいなぁ。とはいえ、その記事の横には「愛知県で初の死者」という見出しが出ている。ついに出たか。そして感染者は80人にのぼり、北海道に次いでの数である。それにしては県がのんびりしているような。

 

 そんな中、この人は宴会をやっている。

《二階幹事長 新型コロナで自粛ムードのなか高級中華で誕生会》

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200306-00000004-friday-pol

《店をあとにする二階幹事長一行。誕生会は2時間近くに及び、ピンクの華やかなネクタイを身につけた二階幹事長も終始上機嫌。ほろ酔い状態で会話を楽しんでいた》

 一国の保守党の幹事長である。別段、高級中華を食おうが、ピンクのネクタイをしようが、そんなことはどうでもいい。

 問題を提起したいのは写真のほうである。上記URLで、写真を拡大してご覧いただければ幸いです。

 写真の中央やや左寄りに二階幹事長が、むっつりというかぼんやりとした顔で写っている。お酒を聞し召されたんでしょうね。そんな酔眼を呈している。その幹事長の手前である。髪の毛のしっかりとある幹事長と比べると背の高い男性が、頭を傾げて二階氏に何かを話しかけているようなそぶりをしている。小柄な上司、それもかなり気を使わなければならない相手に対してとる仕種と言っていい。その背後には、平沢勝栄衆議院議員が、視線で二階氏を捉えつつ、いい笑顔で何かを話しかけている。平沢さん、74歳ですよ。議員としての経験も長いし、テレビで顔も売れている。それでも、派閥の権力者にはこんな顔までして、媚を売らなければならないのか。七十を超えてなお、己の心の欲するところに従って生きられないのだなぁ・・・と思った。東大法学部を出て7期も衆議院議員をやった人ですら、政界という異界に組み込まれると、こういった顔をしなければいけないのか。いまだに積んできたキャリア、年功序列が、脈々と続いている世界なのだなぁ。

 先日、会社のOBの人と飲む機会があった。もちろん六本木の高級中華料理屋に行けないので、愛知県の田舎の駅前で飲み物50%オフの券を使って飲んだ。一番の年長者はHさんというかたで、平沢さんと同じ年だったと思う。その上に、二階氏くらいの年齢のOBの方もいたのだけれど、何年か前に体調を崩されたということで、ほぼこの数年顔を見ていない。だから、そのHさんが主役で宴席は進んだのだが、そりゃ楽しそうだったですよ。七十にして心の欲するところに従って矩を踰えず、そんな格好のいいジイサンになっていた。

 

 脈絡のない日記になってしまったが、国、県など行政の対応が脈絡がないからね。