紙は余っている

 友人のユッキィさんから情報をいただいた。

《トイレ紙、在庫潤沢 デマで買い占め「冷静に」 富士の業界憂慮》

https://www.at-s.com/amp/news/article/economy/shizuoka/742104.html?__twitter_impression=true

 そういうことなのだ。一部の愚か者が疑心暗鬼になって「紙紙紙~!」と目を散らばらせて走り回っているだけ。もちろん最初にデマを飛ばした輩は「重刑」に処せ。

 いいですか――といってもワシャの日記を読んでいる人はまともな人ばかりだから、ワシャ自身に言い聞かせているだけですけど――前回のオイルショックの時にだって、ケツが拭けなくなったことはなかった。あの頃は、ウォシュレットなどという洒落たのもはなかったから、ケツを拭くのは紙だった。

 どうですか、昭和48年におむつを外していた人に問いたい。あの時に、なんやかや言ってもトイレットペーパーはありましたよね。

 ワシャの記憶には、ケツが拭けなかったという悲惨な思い出はない!つまり、あのオイルショックの時でさえ、トイレットペーパーは無くならなかった。この事実は厳然とあるのだ。だから、今回もトイレットペーパーが不足するということなど有り得ない。流通量を上回って、愚か者が買い占めているだけのことである。

 そんな愚者の行動に、悲しいかな付和雷同して動く人がいる。こういったときには、ワシャのような天邪鬼はホントに楽だ。他の人と同じことがしたくないのだから(笑)。

 

 昭和48年11月1日、大阪の千里ニュータウンのバカが、スーパーのトイレットペーパーに殺到した。これが全国的にクソ紙パニックを引き起こした。これが石鹸・洗剤に拡大し、多摩市では一主婦が40000円分の洗剤を買ったと話題になった。バカ。

 

 ともあれワシャがトイレットペーパーを節約できるのも、半世紀ぶりに衆愚がパニクるのも、ひとえに二階幹事長のおかげである。

 尖閣では海上保安庁の艦艇が、人民解放軍の船を相手に、連日、ヒリヒリするような業務を強いられている。その時にである。保守党の幹事長が「あなた様の対応に感謝感激雨あられでございます。この騒動がおさまったら阿呆な仲間を大挙連れて北京にお礼に伺いますです。ハハー!」

 最後の「ハハー!」はひれ伏しているのでございます。バーカ。