印象操作

《「報道ステーション世耕弘成氏VTR編集を謝罪「誤解を招く表現」「説明が丁寧では…」印象操作の批判に》

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191211-00000220-spnannex-ent

報道ステーション」がかなり悪質な印象操作をすることは、つとに有名である。しかし世耕さんの反撃が早かったので、白旗を上げざるを得なかった。SNSがなかった時代なら、「報道ステーション」は逃げ切っていただろう。あの「ダイオキシン」のように。

 やはり「報道ステーション」のコメンテーターの後藤某。こいつ、さんざっぱら「桜を見る会」を批判していたくせに、某が「ジャパンライフ」に関わっていたことがネットで流れた途端に沈黙してしまった。某を守るために「報道ステーション」は「桜を見る会」の報道すら止めている。人を攻める時は全力で貶めるくせしやがって、テメエの時には黙して語らず・・・こんな卑怯な番組は見たことがない。というか、本当に見ていないのじゃ。

 

 今日の「天声人語」もひどい。まず「W杯ラグビー」の話題で読者の目を引く。《W杯でラグビーを少しずつ学んだ身としては、そのルールの複雑さに驚いた。試合をさばくレフェリーの重い役割にも。彼がいなければ反則は野放しになり、紳士のスポーツは見る影もなくなってしまうのだろう▼スポーツではありえないレフェリー不在が、貿易の世界で起きてしまった。そんな見過ごせないニュースである。》

 ネットでは、駄コラムをここまでしか読ませてくれない。あとは銭を払えと言う。こんな駄コラムに金が払えるか!新聞紙には金を払っているけど(反省)。

 まぁいいや。

 要するにですね、「レフェリー不在」から世界貿易機関WTO)が世界経済のレフェリーだとつなげて、その「上級委員会」の委員選任にアメリカが反対していると誘導している。

《反則スレスレの独自関税をかけるようになった米国からすれば、レフェリーなどいない方がいいとの計算もあるのだろう。》

「反則スレスレ」というのは反則ではない。そして不確実な「だろう。」で文章を締めている。その後、「経済戦が政治戦を起こす」と読者を脅す。

 でもね、アメリカが委員選任に異を唱えているのは、その委員が支那に強い影響を受けていることを警戒しているからである。そのことを書かずに、アメリカがレフェリーを不在にしているかのような「印象操作」を看板駄コラムで展開するとは、あきれ果てた新聞紙と言っていい。

 そして駄コラム、最後のところで《例えば中国の不公正なやり方に歯止めをかける役割を、残念ながら果たせていない。》と、アリバイ工作として「支那の悪行」をチラッと見せておしまいである。

 こんな「印象操作」をする朝日新聞紙を、純真無垢な人に長年読ませ続ければ、そりゃぁ「反日サヨク」が出来上がってしまいますわなぁ。剣呑剣呑。