「文藝春秋」6月号がおもしろい

 記憶力だけで、学歴を重ねてきた高学歴バカの典型だろう。

《丸山議員発言、地元も怒り「1人の勝手な言動で…」》

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6323404

 顔を見ても、目元あたりに傲慢さが漂っている。橋下徹さんとツイッター上でバトルがあったようだが、橋下さんが「ボケ!」と指摘していたことは正しかった。関係者も「丸山穂高を勘違い議員と言った時はネット支持者にボロカス言われたが、言わんこっちゃない、勘違いを甘やかすとロクなことにならないことは、何度も経験している」

 幼いころから記憶力だけはいいので、チヤホヤされてきたんでしょうね。その結果が、「戦争をして北方領土を取り返せ」発言になる。どこをどう考えればそういった思考になるのか。ホントに東大卒にはまともな人材が少ない。

 

「文藝春秋」の6月号の訃報欄「蓋棺録」のトップはショーケンだった。小泉一十三(ひとみ)と結婚し、いしだあゆみと再婚し、倍賞美津子と同棲したが、石田えりとの交際がばれて破局。その後、一般女性と再々婚をし、最後の妻だったモデルの冨田リカは何人目なのだろう。さすがショーケン、もてまんなぁ(笑)。

 それにしても「文藝春秋」の6月号はところどころおもしろかった。巻頭言ののっけに藤原正彦さんの新連載が登場してきた。後段にある有働由美子の「マイフェアパーソン」のゲストも藤原さんで「卑怯なら孫でも張り飛ばします」という内容がおもしろい。「令和」のことを語る中西進さん、「中野京子の名画が語る西洋史」も一読の価値ありだ。松村公嗣氏の表紙「幽玄」もいい。