「BRUTUS」の2月15日号が「現代美術家・会田誠の死ぬまでにこの目で見たい日本の絵100」特集だった。はたしてワシャはこの中の何枚の絵を鑑賞しているのだろう。
黒田清輝の「智・感・情」
http://www.tobunken.go.jp/kuroda/gallery/japanese/tikanjo01.html
は「東京国立博物館」でお目にかかった。中央の正対する女性の美しさはいかばかりであろう。
萬鉄五郎に「裸体美人」
http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/63395
はボストン美術館だったかなぁ。
青木繁の「海の幸」
https://www.sankei.com/life/photos/160820/lif1608200002-p1.html
も、パラミタミュージアムで見たような。
浅井忠の「収穫」、山下清の「汽車」、岸田劉生の「道路と土手と塀」。
https://nanto-museum.com/shiko-munakata/
は随分と昔に奈良で見た。
安田靭彦の「日食」
http://search.artmuseums.go.jp/records.php?sakuhin=2155
会田氏は「日食」を推しているようだが、もちろん「日食」もいい。だが、ワシャは安田にはもっといい作品があると思っている。例えば「鴻門会」とか「孫子革力姫兵」とかね。
歌川広重の「江戸名所百景 大はしあたけの夕立」
https://www.adachi-hanga.com/ukiyo-e/items/hiroshige167/
は江戸深川資料館などで何度も見ているが、何度見ても迫力のある浮世絵だ。
上村松園の「序の舞」、狩野芳崖の「悲母観音」、菱川師宣の「見返り美人図」。
白隠の「達磨図」
http://www.miho.or.jp/booth/html/artcon/00000022.htm
は京都文化博物館で見た。
岩佐又兵衛の「山中常盤物語絵巻」、長谷川等伯の「松林図屏風」、尾形光琳の「燕子花図屏風」、「鳥獣戯画」、「彦根屏風」。
池大雅の「十便図」
http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/192343
の素っ気なさが良かったねぇ。
そして与謝野蕪村の「夜色楼台図」
http://artscape.jp/study/art-achive/10126054_1982.html
には釘付けになったものである。
「伴大納言絵巻」、「源氏物語絵巻」、「信貴山縁起絵巻」、土佐光信の「百鬼夜行絵巻」なども歴史博物館などの展示で見つめてきた。前の3つは物語を絵巻にし、「百鬼」は妖怪たちの行列を描いたユーモラスな絵巻である。
ふうむ、こうやって考えるとけっこう見ていますな。