朝日新聞、大丈夫か?

 朝日新聞が大変なことになっている。どんどんと化けの皮が剥がれて、やることなすこと裏目裏目となる。支那中国の潜水艦が日本に入ったことを、各紙は1面に載せたが、天下の朝日は「野球の敬遠」の話題だったそうな。どっちが日本国にとって重要なニュースか、そんなことも見えなくなってきているとは、とほほ。

 作家の百田尚樹さんがこんな発言をして、その波紋が広がっている。
朝日新聞は日本の敵だが、そんな売国新聞を支えている朝日の読者も日本の敵だ」
 これに対して朝日新聞の広報が反論を上げた。
《「朝日新聞の読者も日本の敵だ」と作家の百田尚樹さんが発信していますが、特定の新聞の読者を敵視するような差別的な発言に強く抗議します。私たちはこれからも建設的で多様な言論を尊重し、読者とともにつくる新聞をめざします。》

 くくく……。笑ってます。これ卑怯なヤツがよくやる手なんですね。自分が全面に立って責めを負うべきなのに、相手(百田さん)のひとつの言葉だけとらえて、他者(読者)を縦にして自分は他者の味方なんだと正当化を図ろうとしている。

 ワシャは朝日新聞の読者である。朝、トイレで寛げるのは朝日新聞に決めている。だから百田さんの発言の「朝日の読者」にはワシャも含まれるのだが、別段、腹は立たなかった。確かに、毎月毎月朝日新聞に購読料を払っている。微々たるものではあるが、これが朝日を支えていることも確かで、それは百田さんの言われるとおりだ。そのことに関しては忸怩たる思いがあるが、でも、敵を知らないと百戦が危ういし、的確な情勢判断ができないと思い、情報収集のつもりで取っている。それに、逆読み・裏読みの技術を身に着けると、ニュースの本質をそうそう見誤ることもない。だから、「朝日新聞の読者も日本の敵だ」には、ニヤリとしたくらいで、そのまま過ごしている。
 むしろ朝日新聞の反論で「特定の新聞の読者を敵視するような差別的発言に強く抗議します」と言われたことに、強く抗議したい。作家のそのくらいの洒落について、普通の読者は笑い飛ばせるのだ。勝手にワシャらの代弁をするな、勝手にワシャらを弱者に貶めるな、朝日新聞

 朝日新聞広報の百田さんへの抗議ツイートに対して、ほとんどの読者はエールを送っていない。ワシャも確認したんですが、非難轟々のリプライばかりなんですぞ。

 朝日新聞の悪行は数々あって、国内向けには「従軍慰安婦」の捏造について「謝罪」したのだが、国際向けの英語版では、まったく訂正していない。こういうところを糺さないから、とやかく言われるのである。

 海外の旅行社に働いていた方からの情報である。朝日新聞(と特定していないけれど朝日新聞)の団体旅行が入ってきて、パスポート記載の名前でホテルの部屋割りをしたところ、支那人朝鮮人の名前が多く含まれていたという。
 真偽のほどはよくわからないが、そんなこともありそうだと思わせてしまうところが、朝日の傾斜のなせる業なのである。

 貧すれば鈍するというが、朝日よ、左傾してもいいけれど、もう少しまともな論陣を張れ。非は非として、反省すべきは反省して、いかれた上層部を排除してまた一からやり直せばいいのだ。まず朝日新聞がその範を示して見せてやれ、北朝鮮に。