不倫いろいろ

 今朝の朝日新聞山尾志桜里(ガソリーヌ)氏擁護の投書があった。「愛知県」の人だからおそらく愛知7区なのだろう。「声」欄の右肩に配置してあるので、これが朝日新聞の本音だ。
 題は「国会議員の資質 埋没させるな」。内容を要約するとこんな意見だ。
「山尾氏は憲法問題や雇用問題の綿密な検討を行うためにホテルであったわけで、何かがあったとしても、個人の問題であり外部からとやかく言うべきではない。山尾氏の資質は高い。こんなことで国会議員としての資質を埋もれさせるのはあまりにも惜しい。山尾氏の国会議員としての活躍の場を奪ってはならない」
 ふ〜ん、この人、自民党中川俊直(広島4)も宮崎謙介(京都3)も今井恵理子(参議院)も許容してくれるんだね。まさかこの3人にはダメ出しをしておいて、ガソリーヌだけにエールを送っているのではないでしょうな。
 山尾氏を惜しむ声はレフトスタンドからよく聞こえる。しかし、ワシャはこの女性が国政に登場してきた時から胡散臭さを感じていた。だから日記の中でもいつも懐疑的である。下品な「日本死ねメール」を国会で取り上げたこともあった。どこの馬の骨とも判らない匿名のクレームを国会で堂々と取り上げる本人の品格の無さが目立ってしまった。そればかりかそれを愚かな出版社が「流行語」に選ぶと、恥ずかしげもなく表彰式に現われて、満面の笑みで賞状を受け取ってしまう。普通の感覚なら式そのものに行かないし、そもそもお前が考えたコピーじゃない。
 山尾氏を「有能」だとする根拠の中に「東京大学法学部卒」というものがあるのは間違いない。ワシャら庶民からすれば「東大法学部」は学歴社会の頂点に燦然と輝いている。でもね、ワシャは高卒で活躍している政治家を知っているが、この人物のモノがいいのだ。
 それに最近、東大法学部も安くなってきて、豊田真由子もそうだし、前川喜平もそうなのだ。以前の民主党で偽メールに踊らされて、自ら命を絶ってしまった国会議員も東大法学部だった。抜群の記憶能力は持って生まれてきたのだろうが、それだけでは人間力にはならないことがばれてきたからね(笑)。

 時間がなくなってきた。もうひとつ不倫がらみで書いておく。このところバラエティや週刊誌などでおもしろおかしく叩かれている斎藤由貴さんのことである。根本的なことを忘れてはいけない。斎藤さんは女優なのだ。山尾氏は国会議員であり、国のために働く義務がある。そのために年間経費として税金から億単位のカネが渡されているのではないか。それと美を売る女優を同列で語るのはいかがなものか。
 だいたい女優になろうという人間は極めて特殊な個性をもった人種だと思ったほうがいい。それもトップの女優まで登りつめた人である。役に入り込むためには、共演者に対して疑似恋愛よりももっと強い感情を作らなければならないだろう。惚れっぽく恋多き女性でなければ、役になりきるなんてことができるかい!ある意味で嘘つきで、偽善者でなければ、ベッドシーンなんか撮れるものか!!
 それにだ。プロマイドになっているような美女ですぜ。色気違いの男たちが放っておくわけがない。ワシャのように真面目な男でも、斎藤由貴に婉然と微笑みかけられてごらんなさいよ。そりゃふらふらっといっちゃいますわなぁ。
 美人女優とは、そういう特別な存在であり、女優に求められるのは銀幕、あるいはテレビの中での素晴らしい演技だけである。私生活での倫理性など微塵も求められていない。女優が聖人君子である必要はまったくない。ふしだらで、悪女で、したたかな女でいい。それであっても処女も才女も淑女も娼婦も演じ分けられればいいのだ。
 長い目で見れば、斎藤由貴という女優が不倫しようとしまいとどうでもいい。しょせん女優の私生活のことだからね。それよりもそんな私的なことを騒ぐことによって、将来、大女優に老成していたかもしれない有能な女優の仕事の機会を奪ってしまうことのほうが恐ろしい。
斉藤由貴 不倫代償ジワリ 所属事務所、CMスポンサーに抗議電話》
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170913-00000005-dal-ent
 正義の味方からクレームがじゃかすか入っているんだとさ。関係ないじゃん。おまえら風紀委員か?暇な連中だな。


 山尾志桜里と斎藤由貴の不倫を混同するのは根本の部分で違っている。そのことを見誤ってはいけない。

 間に合った!