森嘉朗さんが新国立競技場のA案、B案について、「どちらがいいですか?」という質問に対し「B案がいい」と答えてしまった。それに批判が相次いでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151215-00000139-nksports-soci
本人は「記者から聞かれて言っただけだ。はめられた。しかも、私に決める権限はない。何が悪いんだ」と開き直っているが、普通の社会人としてはほぼアホウ、一国の首相まで務めた人物としては完璧に馬鹿だ。今からどちらかに決めるという段階で、東京五輪組織委員会会長という立場の人間が「こっちゃがいいです」と言い放ってしまう神経はどうしようもない。あんたに決める権限はないのだろう。しかし、あんたが「Aだ」「Bだ」と言えば、是非に関わらず、その影響が出ることぐらい想像できないのかね。こんな人物に重要な委員会の会長を頼まなければいけないほど、日本国には人材がいないのか。そんなことはないと思うのだけれど、ジジイがいつまでも影響力を持ち続けるという日本政治の悪弊を体現している最後の生き残りだろう。少しでも重い勲章が欲しくて、噂によれば「大勲位菊花大綬章」が欲しくて欲しくてしかたがないらしい。だから老骨に鞭打って公職にしがみついているんだとさ。そんなことが諸活動の原動力だとしたら情けないこっちゃ。首相のころからこの人は「国辱」だと思ってきたが、その認識を新たにしている。