モンゴル時代

 昨日は久しぶりのお休みだった。午前中は楽しい楽しい歴史のお勉強で、午後は、先日ゴキブリが出たので書庫の掃除をする。本しかないはずなのだが、ときおり、机でお菓子を食べたりしているので、その残りかすなどに寄ってきたか。しかし、半日程度では整理整頓だけで終わってしまう。根本的な清掃となると2〜3日は必要ですな。

 一昨日、モンゴル大統領のツァヒアギーン・エルベグドルジ氏がプライムニュースに出演していた。とても穏やかな表情をもった方で、モンゴル大統領、国家元首としてはまっとうな人物のように見受けられる。政治向きの話にも真摯に答えておられた。
 司会の反町さんが、話を大相撲に向けると、表情がほころび、気持ちよさそうにこう言った。
「モンゴルの若者たちが頑張っている」
 もちろん日本の大相撲で活躍する若きモンゴル人たちは大統領の誇りであり、モンゴル国民の誇りである。
 しかし、好角家としては、いやー口惜しい。三横綱がモンゴル人ですぜ。そして今場所活躍しているのが照の富士、本名ガルトルガ・ガンエルデネ、もちろんモンゴルの若者である。う〜ん、若手が伸びてくるのは、それなりに楽しいのだが……。がんばっているのがモンゴル人ばかりというのはいかがなものだろう。
 期待の遠藤が前頭の9枚目で5勝9敗である。サミシー。しかし昨日の常幸龍戦でも、寄り切ったあと、相手が土俵から落ちないようにきっちりと支えていた。これが取り組みが終わった後の力士のマナーである。
 ところが白鵬にしろ照ノ富士にしろ、相手が土俵を割っているにも関わらずダメ押しをして突き飛ばす。照ノ富士にはこれから学んでもらえれいいけれど、全力士の手本とならなければならない横綱のダメ押しは見苦しいし、きたない。名横綱かどうか知らないけれど、そんな土俵態度をとり続ける横綱を尊敬なんてできない。

 ありゃー、そろそろ出勤の時間だわさ。書庫の掃除はまたできなかった。ワシャのいない間にゴキちゃんが走り回ると悔しいので「ゴキブリホイホイ」を仕掛けておくか。