放火犯は火あぶりなのだ

 以下は、4月3日のニュースである。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130403-00000080-mailo-l23
 愛知県安城市で不審火が続いている。上記のニュースは15件目の放火を報じていた。今朝の新聞には11日に16件目発生のニュースを載せている。12日、本日未明にワシャのケータイが鳴って、2件の不審火の連絡があった。都合、現時点で18件の放火が起きたことになる。
 朝日新聞は相変わらず上から目線でこう報じる。
《現場は、不審火が起きた同市安城町周辺から北西に約4キロ離れた地点。安城町周辺では安城署や消防団が警戒を続けていたが、今回の現場付近は警戒が薄かったという。》
「現場付近では警戒が薄い?」なにを言っていやあがる。警察、消防団ばかりじゃない。現場は、消防署、市長、副市長、市職員、町内会まで動員して警戒をしているんだ。「警戒が薄い」とどの口で言う。
 安城市はJR周辺に中心市街地があって、その外側に田園地帯が広がっている。その中心市街地の東南の端で15件の放火が続いた。昨夜の16件目は、篠目町というところで、そこは中心市街地の北西外縁の農村地域である。今までのところの真反対の場所と言っていい。
 そして今朝未明、17件目、18件目が中心市街地の東南地区で発生した。一晩に3件である。もうこうなってくると不審火などという生易しいものではなく、放火テロと言っていい。
 断定は危険だが、何件かの放火現場周辺では、複数のガキの姿が目撃されている。もし子供の犯行だとするなら、愛知県警が覆面パトを大量に突っ込んで、深夜徘徊するガキ(ガキでなくとも)を徹底的に職務質問すればいい。そこで、ガスバーナーを持っていれば一発だし、ライターなりマッチを持っていてもガキなら引っ張れる。
 ワシャがクソガキだった頃は、夜、自転車でうろうろしているとしょっちゅうおまわりさんに呼び止められたものだわさ。

 確かに警察に関して言えば「警戒が薄い」と言われても仕方がない。放火はある一定の地域に集中している。早い段階で愛知県警が多数の捜査員を動員していれば、ここまで連続放火が続くことはなかったろう。
 深夜に徘徊するガキに人権などない。警察はどしどしと職務質問をしてテロリストを逮捕してくれ。テロリストに大人も子供もない。死傷者でも出した日には、取り返しがつかないぞ。