嫌われる人?

 先日、ワシャが尊敬するOBと飲む機会があった。その時の会話を再現する。

OB「先日、この界隈で飲んでいたんだ。久しぶりに現役のころに通っていた安酒場に顔を出したんだ」
ワシャ「ああ、お好み焼きのブリサキ(店の名前)ですね」
O「そうそう」
ワ「先輩、久しぶりに行かれたんじゃないですか?」
O「何年ぶりかなぁ……で、やっぱり社の工務系の課長たちが溜まっていたよ」
ワ「そうでしょ、相変わらず溜まり場なんですよ」
 OBは楽しそうに盃を干した。そしておもむろにこう言った。
O「ワルシャワ、評判悪いぞ(笑)」
ワ「うひゃー、そんなに悪かったですか?」
O「威張っている、天狗になっている、ということらしい」
ワ「そんなに威張っていないけどなぁ……」
O「おまえの悪口で大いに盛り上がった」
ワ「先輩も一緒になって言ってたんでしょ?」
O「言った言った」
ワ「まいったなぁ」
O「オレがぼろくそに言ったから奴らも本音を言い出したんだぞ」
ワ「へいへいありがとうございました」

 なんのことはない。ワシャが嫌われていた。

 あえて悪口を言っていたメンバーの名前はきかなかった。きかなくとも概ね想像はつく。ワシャよりも上の人ばかりだろう。たまたまワシャは企画部門にいて、財政計画や事業計画に携わっている。このため工務系の部局からの要求を、やむを得ず差し戻したり却下したりすることがある。これが「威張っている、天狗になっている」と受け取られたとしたら心外だなぁ……(苦笑)。