金さんの話は面白かった

(上から続く)
 そうそう、夕べ、金美麗さんの講演会に行ってきた。刈谷市のホールは1000人の聴衆で埋まった。金さんと言えば、「たかじんのそこまで言って委員会」のレギュラーで、どちらかと言えば「右」と見られがちな論客である。しかし、それでもこれだけ多くの市民が詰めかけている。そして、金さんの発言に大きな拍手が何度も起きた。市民はわかっているんだ。
 金さんは日本人のだらしなさ、国を愛する心の大切さ、歴史には光と陰の部分があり陰ばかりを論って全否定してはいけないこと、はいけないこと、戦前日本人が持っていた日本精神を取り戻すこと、日本人が国に対する誇りを取り戻すこと、問題の本質を見ることなど、優しい口調で講演された。
金さんが、日本人より日本を愛しておられることがわかった。もちろん日本を愛することでは人後に落ちないワシャであるが、日本人全体を見回すと恐縮するほかはない。

 その金さんが菅内閣については「もうどうしようもない」と嘆いておられた。会場に詰めかけた1000人の真っ当な市民も同じ思いだったと思いますよ。