上海万博が明日から始まる。世界各国で開催された万国博覧会をみてきたが、これほど異様な万博は過去になかった。自動小銃で武装した警察官が会場警戒をしているのだ。
そもそもこんな不安定な国家でEXPOなど開催するべきではなかった。金さえあればなにをやっても構わないというものではない。
旅行社では、上海万博ツアーが売り出されているようだが、どうやらちっとも売れていないそうだ。そりゃ危険だからね。武装警官が4万6000人、不審者に目を光らせる内通者は200万人もいる。そんな準備までして万博を開催する意味があるのだろうか。
上海万博にやってくるのは、ほとんどが中国人である。彼らの公共マナーは、リハーサルで実証済みだ。会場のあちこちでいろいろなトラブルが発生するんでしょうね。40年前の大阪万博ですら17人の死者がでた。食中毒も43件起きている。窃盗(1611件)もあれば、暴行事件(65件)、スリ(659件)、置引き(438件)、迷子にいたっては48137人も発生している。40年前の日本人は今の日本人よりももっと公共道徳を身につけていた。それでもこの数字である。中国人民はどれほどの数字を叩き出すのか、楽しみだなぁ。
上海万博の開催を祝って、隣国の北朝鮮でお祝いの花火を上げてくれるそうな。癖になるから、一度、PAC3で撃ち落してやるといい。