2009-12-05から1日間の記事一覧

もし守山崩れが…… その1

戦国中期、三河に松平清康という人物がいた。徳川家康の祖父に当たる人物である。1535年の12月5日に守山(名古屋市守山区)に遠征していた折に、とち狂った家臣に斬殺されあっけなく死んでしまう。これを「守山崩れ」という。 家康の家臣、大久保彦左…

もし守山崩れが…… その2

(上から続く) 戦国中期に日本列島の中央部で100万石の封土を有する利は計り知れない。同時期に武田信玄の父は甲州23万石、梟雄といわれた斎藤道三はまだ美濃一国をまとめきれていない。 そんな状況で尾張南部を押さえる織田家など物の数ではない。1…