教養とは

 もう旧聞に属するか(笑)。川勝平太静岡県知事が、菅総理に「教養のレベルが露見した」と言ったんだとさ。

《「菅総理の教養レベルが露見した」静岡・川勝知事発言に批判の声相次ぐ 学術会議巡り》

https://news.yahoo.co.jp/articles/e213112ff74a9925fdf39104570ab5c8039cdb85

 すでに批判の嵐を受けているので、あえて蛇足をつける必要もないけれど、「教養」についてはちょいと言っておきたいこともある。

 まず、川勝知事に学歴はあっても教養はない。学歴といっても大したものではなく、早稲田大学を出てオクスフォードに留学したというだけのこと。ご本人は立派な学歴だとは思っておられるのでしょう。でもね、早稲田大学なんて大したところではない。ワシャの周りにも早稲田大学卒は数多いる。みんないいヤツばかりだけれど、教養のレベルでいうと、突出した呉智英さん(法学部)は別格として、あとはワシャとさしたる差はない。

 川勝知事、たかが早稲田程度で、そして左翼の拠点のオクスフォードに留学したくらいで、教養人ぶるんじゃない。菅首相の教養レベルを云々するなんて百年早いわい。

 東京大学からオクスフォードに留学した数学者の藤原正彦さんはこう言っている。

《身体感覚としての形を持たない教養人は、西洋を中心とした借り物の知識と論理的思考、すなわち頭の先でしか考えることのできないひ弱な存在となりました。》

 さらにこう付け加えている。

《政治の教養に欠け、形を持たない、頭でっかち》

 川勝知事が「静岡県を通るのに挨拶がないじゃないか?」と拗ねて、静岡県をかすめるだけのリニア新幹線の工事を止めてしまった。国益のことを考えるという教養さえ持ち合わせていれば、すんなりと許可をして邪魔をしないはずなのだが。こんな教養すら持たない人間に、苦労人として身体感覚の教養を持っている菅首相をあれこれ言って欲しくわないわさ。

 作家の門田隆将さんのツイートがおもしろい。

《この“リニア嫌がらせ知事”は習近平浙江省と特に親しいとWiLL。同省は2035年迄に上海-寧波をリニアで結ぶ。嫌がらせの理由が腑に落ちる。媚中派とは恐ろしい。》

あらららら、川勝知事、教養人でないどころか媚中派反日知事だったのね。それなら今までの行動も腑に落ちるのう。

 地元では「口先ちょび太」と呼ばれているらしい。ううむ、まったく教養の欠片も感じられないあだ名で呼ばれているんだね。尊敬の念がまったく感じられない。

 ライフネット生命の元CEOの出口治明さんが、著書の『人生を面白くする本物の教養』(幻冬舎新書)の中で、ココ・シャネルの言葉を引いている。

「私のような大学も出ていない年をとった無知な女でも、まだ道端に咲いている花の名前を一日に一つぐらいは覚えることができる。一つ名前を知れば、世界の謎が一つ解けたことになる。その分だけ人生と世界は単純になっていく。だからこそ、人生は楽しく、生きることはずばらしい」

 そして出口さんはこう言う。

《教養とは、彼女のような生き方を指す言葉だと思います。》

 残念ながら「教養のある人」というのは、ココ・シャネルや出口さんなど、周囲から尊敬をうける人のことである。間違っても「口先ちょび太」とは言われないことだけは確かだ。

 菅首相のことをとやかく言っている前に、テメエの教養を磨け!ちょびっと遅いと思うけど。

権力について

姫島村61年ぶり村長選へ…16期連続で無投票 大分》

https://mainichi.jp/articles/20161018/k00/00e/040/177000c

大分県の離島に「住みよい北朝鮮」を築き上げた村長親子の末路》

https://president.jp/articles/-/39373?page=1

 それにしても親子で村長の席を56年間って、半世紀以上でっせ。それだけの間、一家で独占し続けているとは。上記の2番目のタイトル「住みよい北朝鮮」は、書き手の皮肉だと思うが、16期無投票は、「北朝鮮」と言われてもいたしかたあるまい。

 でもね、それだけ長期にわたって信任を得るというのも諸々の事情があるにせよ大変なことだと思う。この村長が謙虚な気持ちの持ち主なら16期が20期でも問題はない。しかし、権力というものはどうしてもその席にあり続けたいと思わせる魔力がある。この村長もその誘惑には勝てなかった。要は普通の人だったということですね。

 島の人口は1900人ほどである。はっきり言ってワシャの所属する町内会より少ない。ワシャが中学校の頃の学校がマンモス校で、1300人くらい生徒がいて、そこの生徒会長が人気者で1100票ほどを取っていたので、17期目の村長の得票が1199票ということは、だいたいそのくらいのボリューム感か。

 期を重ねることの弊害は、権力者に阿る者たちが現われ、それが権力者を腐らせる。賢人でない限り「ひょっとしたらオレは偉い人間なのか?」とどうしても思ってしまう。だいたいワシャの見るところで4~5期目でそれが始まり、6期を過ぎれば部下はトップの顔色しか見なくなってしまう。専制独裁が始まるのである。

 気の小さい首長でも数期も重ねれば、周りは自分より経験の浅い職員ばかりになり、ついつい思い付きを口走るようになるんですね。それほど都市計画、まちづくりにセンスを持っている首長はいないから、どうしてもダサイ町が造られることになる。それを職員が一所懸命に修正はするんだけど、そこはそれ専制独裁ですから、最終的にはトップのセンスに落ちつくんですわ(泣)。

 まぁそれが時には、無能な御輿を担ぐナンバー2ということもあるんですね(笑)。

 無能な御輿でも5期も6期も続けるとね、なんとなく色錆びてきて風格が出てくるものですが、それはあくまでも印象だけ。中身は軽い御輿のままなのである。

 どちらにしても権力をもった人間の資質にかかっていることは間違いない。とどのつまり、どうしたらいいかというと、人のセンスにはいろいろあるから、3期程度で頭を挿げ替えていくに限る。そうすれば職員の言う事にも耳を貸すし、横柄にもならず、権力も振りかざさず、センスが悪ければ、9年なら次の首長の修正が効くので被害は最小限にとどまる。

 いくら中学校の生徒会程度の小さな自治体とはいえ、親子で50年以上もの長きにわたって行政を牛耳ることはよくない。

 

 西三河岡崎市で市長選が告示された。現職と新人2人の一騎打ちとなる。それはいいのだけれど、その2人とも父親がかつて岡崎市長だったという話。やっぱり政治って世襲なのかねぇ。

潔さと卑怯さと

《グレタさん、バイデン氏支持 若者に影響 米大統領選》

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6373390

 たかが17歳の小娘が、世界を左右するかもしれない政治に口を出してくるんじゃねえぞ。まずは偉そうにモノを言う前に、お勉強をしてろっての。

 ワシャは、この大人に踊らされている少女をかわいそうだと思っている。まさに操り人形役をさせられて、エセ環境問題のシンボル的存在に奉られている。

 それにしても、この小娘の行動にも嘘が多い。二酸化炭素排出をしないためにヨットで世界を行き来する。そりりゃぁ結構だが、そのヨットを往来させるために、スタッフがあらかじめ飛行機で何往復もして調整を重ねるんだとさ。そんなら最初からオメエが1人飛行機で行けばいいだけの話なのである。

 ドリーマー全般の傾向であるのだが、体裁を整えるために「嘘」をつく。あるいは「真実」を隠す。この小娘も含めてこういった卑怯な奴らが大嫌いだ。

 

 昨日11日に、ドリーマーとは180度反対の潔い人たちがその命を絶っている。ひとりは渡辺崋山、もうひとりが山口良忠である。ワシャはこの二人の潔さは尊いものだと確信している。

 渡辺崋山はご存じですよね。江戸末期に「蛮社の獄」に連座三河田原藩に蟄居させられた、武士であり画人であり蘭学に通じ経営能力の高い家老でもある崋山であった。すでに世界の情勢は家康の頃とは大きく変貌している。しかし、200年の太平の中に微睡んでいる江戸幕府は旧態のまま。古法を振りかざす後進政権であった。

 日本近海に外国船が現われる状況になって、その中で「海岸掛り」を仰せつかった崋山が、蘭学者を集めて蘭学の研究、海外事情を研究、海防の研究をしていた。そのグループが「蛮学社中」という経世的な知見を集めることになる。このグループには幕臣もいたんですよ。ここに旧態依然とした林家という徳川漢学を司る学者バカが登場することで悲劇が始まってしまう。

 要するに古い漢学では、現在の危機は救えないのである。しかし、漢学派のトップの倅が鳥居耀蔵でんがな。こいつ、江戸の歴史の中でももっとも悪役と言っていい癖者で、徹底的に洋学者を弾圧して、下手をするとこいつのせいで日本の開国が遅れたかもしれないと言っても過言ではあるまい。

 話が逸れつつあるが、軌道修正すると、とにかく卑劣な弾圧で、非のない崋山が蟄居させられ、さらにその後、旧態派のさらなる非難を潔しとはせず、自ら命をたった。49歳である。

 

 もう一人の山口良忠である。かれは昭和の人であった。戦後、日本全土が飢えていた。極端な食糧難の中、人々は買い出しに走り、闇の物資に手を出さざるを得なかった。その中にあって、東京地裁の山口良忠判事は「闇取引を裁く法の番人として闇米を口にするわけにはいかない」として、わずかに配給される米のみの生活を頑固に押し通した。この結果、昭和22年10月11日に栄養失調で死ぬ。この悲しいまでの潔さには衷心から敬意を表したい。

他に示すことと、自らを律することに矛盾のない生き方、これがどれほどの人にできているだろうか。おそらくワシャを含めて普通に生きる者にとって、崋山や山口のような毅然たる生き方はなかなかできるものではない。それでもできる範囲で正直に生きようと頑張ってはいる。

しかし、冒頭に出したエセ環境主義者の小娘に代表されるドリーマーたちのいかがわしさはワシャらの比ではなく、崋山らの対極にある卑怯さと言っていい。だから、他国の大統領選に対して偉そうにモノを言うガキを軽蔑する。何様だと思っているのか!

外国人

 昨日、名古屋駅西口にあるサイゼリアで、とあるイベントの打ち合わせがあった。集合時間は午後2時だったが、少し早めに着いてしまった。ちょうど雨も止んだことだし、久しぶりの西口だったので、ちょいとうろうろしてみようと思い立った。

 そうしたらね、速攻で「ファミリーマート」が目に入ってしまったのだ。

「ほう、こんなところにファミマがあったか」

 ワシャが西口の河合大学に通っていた頃にはなかったぞい(何年前の話をしているんニャ!)。

 3年前くらいにも、西口の居酒屋をよく利用していたが、気がつかなかったのう。

 そこでワシャはハッタと気がついた。今日(10月10日)から《夏目友人帳一番くじ

https://bpnavi.jp/s/kuji/pc/medias/show_by_key/natsume32

が、始まっていたのだった。そしてそれは最近「ファミマ」で多い。だからワシャはそのファミマに入ったのだった。

 やはりワシャの目に狂いはなかった。その店では「一番くじ」をやっていて、ワシャは2回くじを引いたのだ。結果はE賞とF賞だった。

 

 まぁそんなことはどうでもいい。それよりもその対応をしてくれたレジの女子店員のことである。言葉が通じなかった。いや、カタコトでは通じる。しかし、客がかなり丁寧に説明しないと理解が難しいのではないか。

 おそらく顔立ちとその小柄さから見て、インドネシアか、ベトナムか。フィリピンではないように感じた。

 少なくともワシャが河合大学に行っていた頃には、西口で日本語が通じないということはなかった。日本語でこれほど気を使うとは思いもよらなかったぞ。

 とはいえ、「一番くじ」の対応をしてくれた店員は親切に棚まで案内してくれて、残念賞のE賞、F賞をワシャに渡してくれた。残念!

 

 打ち合わせを終えて、JRの帰路である。夕方にも関わらず、車内は空いている。ワシャも余裕で2人掛けのシートを1人で占有できた。これは武漢ウイルスのせいばかりではなく、午前中に台風のせいで大雨が降ったせいであろう。

 金山駅でも数人が乗り込んできただけで、彼らもみんなシートに座れた。ワシャの2つ後ろに白人の外人女性が2人座った。英語を話していなかったので、英語圏以外の人だろう。乗り込んできたとき、ワシャの横を駄弁りながら通過していったので、しっかりと観察をしたのだが、30代のストレートの金髪を長く垂らしている。スタイルもよくどちらかと言えば目立つジンビー系の女性たちだった。南米系に多いこってりしたコロンの臭いは漂っておらず、東欧系だろうか。

 このネーチャンたちが金山から喋る喋る。ずっと喋る。それもでかい声で「$#%&XYZ・・・◆▽◎ANJO$$?@Q☐■〇@#DENPARK▲&%!」などとワシャには理解不明な言語でくっちゃべる。途中「安城」と「デンパーク」だけは聞き取れたけどね。

 それにしてもだ、静かな車内で大声で会話するのは、酔っぱらったジジイがそれも夜遅い電車でという絵面であることが多い。日中の電車では、静かに乗車するのが日本文化である。そいつをこの外人ネーチャンたちは理解していない。

 

 ワシャが降車する駅についても他を憚らず大声でキャーキャー喋っていた。降りようと立ち上がると、たまたまネーチャンたちの脇をとおりかかったオジサンが「黙らっしゃい!」と一喝した。ネーチャン2人は鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をして固まっていたので、ワシャが通過する時に、小声で「プリーズ ビークワイエット インザ ジャパニーズトレイン」と言ってあげたが、これで合っているのかなぁ(笑)。それでも、ネーチャンたちは鳩豆顔でフリーズしたままだったけどね。

 

 1週間前にもJRに載った際に、車内で一番五月蠅かったのは、これも外人(南米系)のグループだった。

 このところワシャの印象でしかないが、やたらと外国人が目に付き、そして少し前よりも外国人が横柄になってきてはいないだろうか?

 ワシャは「排外主義」などという陳腐で愚かな考え方には1ミリも同調するものではないが、それでもあまりにも外国人の態度が、それでなくとも奥床しい日本人のエリアを侵すようであるならば、少し声を上げる必要があるのではないかと思っている。一喝オジサンほど強くなくてもいいけれど、「プリーズ」くらいは省いてもよかったと思っている。

嘘つきどもの黄昏

 笑える。「6人の候補者を外すとは、学問の自由への冒涜だ!」と大見得を切ったところまではよかった。しかし、板張りの所作舞台を踏んで「ドン!」と鳴ったとたん、その板が腐っていて踏み抜いてしまった。その割れ目から、腐臭が漂ってきたからさあ大変。

 それでね、困ってしまって《菅政権、学術会議にメス 野党「論点すり替え」と批判》

https://news.yahoo.co.jp/articles/e6786acab2bf047a112669e04131a016b8d5b004

とか言い出してきた。苦し紛れにも程がある。

《「学術会議の役割に関心が集まっている。これを機会に学術会議の在り方がいい方向に進むようなら歓迎したい」。菅氏は9日のインタビューで、学術会議見直しの動きが出ていることを評価した。》

 菅首相の行動は適正だ。これに対して学術会議を支援する連中の反論は適当だ。

共産党の患部は「全く別のことを持ち出し、学術会議の改革と言うつもりか。議論のすり替えだ」と言っている。幹部でしたね(笑)。

 おいおい、共産党の患部さんよ、これがまったく「別のこと」なのかい?国民の代表である首相に任命権があり、推薦された名簿に基づいて、取捨選択をし、法律に沿って任命する。そこになにか問題があるのか?そしてそのことに文句をつけてきたので、「それでは組織自体を見直してみましょうか」となっただけのこと。

 床に空いた穴から腐臭がするので、床板を修繕するだけではなくて、床下でなにが臭っているのか確認しましょうというだけのこと。

 年間10億円もの国費が投入されているんだ。床下の腐れを確認するのは「別のこと」ではない。

 コミンテルンの流れをくむ共産党はそもそも誤解しているが、あなたたちは日本国民を代表しているわけではない。そのあたりはもう少し謙虚になったほうがいい。

「議論のすり替え」と言うけれど、行政改革はやったほうがいいに決まっている。それを屁理屈をこねて、親中学術会議を守るために、行政改革に逆行することを平気で言う。このあたりの二枚舌が、国民から信用されない根本だということを知ったほうがいい。

 

 いろいろな場面で反日勢力が炙り出される昨今の状況は、国民には判りやすいのではないか。ネットからの方法が、玉石混交ではあるが、それを見極めるメディアリテラシー若い人たちは得はじめている。ワシャらジジイだけが、テレビと新聞という旧態メディアにいいように操られているのが現状だろう。

 適当に言いつくろっても、すぐさまネットで反論されその根拠を示される。嘘、デマ、大げさなことを言って国民を騙してきた連中には生きづらい時代になったものだ。

 安保法制が通過して、徴兵制が復活しましたか?

 特定秘密保護法が施行されて、居酒屋で会社の話をするサラリーマンが逮捕されましたか?

 みんなコミンテルン系の左翼の捏造した嘘でしたよね。

 戦後75年はこんな左の嘘に塗れいている。ああやんぬるかな。

 

日米豪印外相会談

 表題のことについて、昨日の新聞を比較すると、とても興味深い。朝日新聞を必死に探したんだけれど、社説に《覇権争いの具とするな》というものがあるだけ。

 対して、産経新聞はトップで《「インド太平洋」連携強化》《日米豪印、中国を念頭》と大きく扱う。2面の社説に《「自由の海」へ仲間広げよ》。3面に《日米豪印、中国に結束誇示》《対面外交 覇権主義を牽制》《豪印、日米との連携深化に期待》と、あちこちのページで、今回の外相会談について解説をしている。この扱いの差はなんなんだろうね(笑)。

 朝日の社説を少し読み解いてみましょう。冒頭に朝日新聞左説は言う。

《米中対立が激化するなか、この枠組みを米国の覇権争いの道具としてはならない。》

 と、左説論説委員は決め付ける。おひおひ、アジアで覇権を唱えているのは、朝日新聞が大好きな支那共産党様ですぜ。中共チベットウイグル内モンゴル、香港、インド国境、ブータン国境、台湾国境、日本国境、南シ支那海で軍事による覇権拡大を進めていることについてはみんな聞こえないふりですか。

 左説の書き手はこう続ける。

《参加国の間にも、なお考え方に差異がある。》

 そりゃあるでしょうよ、地勢的にも、経済的にも、もちろん軍事的にも違う国家なのだから。

《既存の秩序に挑む中国の行動を抑えつつ、時間をかけて変化を促し、強調による共存をはかるほかない。》

 さすが、上層部を支那共産党に乗っ取られている新聞社は言うことが違う。

支那共産党」は既存の国際秩序にチャレンジをしているんだね。バカな左説を書いているんじゃないぞ!

 支那のやっていることは、国際秩序の破壊だ。オバマ政権が時間をかけたせいで支那共産党が強大な軍備をもつ猶予を与えてしまった。「協調」でチベット人が救われたか。朝日の言う「強調」でウイグル強制収容所からウイグル人を解放してみろ。てめえら、媚中新聞の言う「時間をかけて変化を促し」ていたら、収容所内ではどんどんと虐殺が進められ、共産党幹部のためにウイグル人の臓器は摘出され続けるんだぞ。

 バカ論説委員はこう結論付ける。

《法の支配や人権の尊重といった普遍的な価値を、この地域に根付かせることが重要だ。日米豪印の各国も、それにもとる振る舞いをするようでは、連携を呼びかけても説得力を欠くことになるだろう。》

 オメエが説得力を欠いている。「法の支配」「人権の尊重」を破壊しているのは支那共産党である。オメエは日米豪印に偉そうな説教を垂れる前に、支那共産党を厳しく追及してみろってんだ。

 今、支那全土で、占領地のチベットウイグル内モンゴル、香港で次々に善良な人々が支那共産党の利益のために圧殺されている。ホロコーストが今日も明日も続くのだ。

 それを打破して、それらの人々を救おうとしている日米豪印なのである。どこをどう突いたら、この4カ国を支那より下にられるのだろう。

 この新聞、本当にヤバイな。情報収集のために取っているけれど、真剣に止めようかと思っている。

 

 かたや産経新聞である。「主張」と題された社説である。

《「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた連携を確認した。(中略)日米豪印の4カ国は、多くの国々を仲間にしていくべくだ。》

 そのとおり。そしてこう結ぶ。

《中国の王毅国務委員兼外相が今月内に来日する方向だが、その際に菅首相茂木敏充外相はあいまいな態度をとらず、中国の問題行動を厳しく指摘すべきである。》

 まさに、仰るとおりでんがな。ここがある意味で菅新政権の試金石となるだろう。支那に強く出るか、二階に引っ張られて弱腰外交を続けるか。ここが先途だ。

 

 日米豪印の連携は21世紀のアジアの形を変えていくだろう。メンツだの、特定権力者の利益ばかりを考えている19世紀以前の中華思想に憑りつかれている支那や朝鮮には、もう絶縁状を突き付けていこう。

議会の話

《30代新市長を恫喝?市議会で“居眠り論争” 広島》

https://news.yahoo.co.jp/articles/15181720e145a81bc352251a6e67913e6fdb209f

 新市長が初議会に出た。その議会中、居眠りをしていた議員が何人かいて、どこの議場でもそうなんだけど、市長の席からはそれがよく見えるんだ。

 

 どことは言わないけれど、某市の議場でも同じである。なにしろ、議員の一般質問というのが退屈この上ない。国会議員から市町村議員まで、質問席で滔々と・・・じゃないか、ガチャガチャと悦に入って質問をするが、彼らは話術のプロではない。中には上手い人もいるだろうけれど、大方は素人なのである。素人の1時間もの話、起承転結もなく、序破急もなく、ただただ、ありきたりの質問の羅列で、聞いていて面白いわけがない。そりゃ寝るジジイもいるだろう。

 しかしね、某市にへんな議員がいるという。その議員は議会の開始から終了まで、それが開会日から閉会日まで、絶対に寝ないそうだ。何だか知らないが、質問席の議員の話を聞きながら自席で、せっせせっせと書類を読んだり、質問者の発言を筆記したりと、なにしろ忙しい。

 一般質問もするし、関連質問も、議案質疑も、委員会でも楽しい質問をしまくっているそうだ。この間はギャグが滑ってしまったらしいけど。

 

 こんなニュースがある。山口県が2000万円で庁用車を購入したんだとさ。

山口県購入の最高級車「センチュリー」貴賓車としての使用、17年度以降わずか計13日》

https://mainichi.jp/articles/20201001/k00/00m/040/225000c

 山口県、貧乏県だと思っていたが、スゲー金持ちじゃん。おそらく国の補助金がジャブジャブ入っているはずなんだけどね。山口県議会は、何のチェックをしているのかニャ?

 前述の楽しい質問をする某市の議員(以下、「楽しい議員」と略す)は、ある時、補正予算書を見ていて、「秘書課」のところで「備品購入費」に600万円が計上されているのを見つけた。年度の途中で、600万円の備品の購入は大きい。秘書課だし。そう思って探っていくと、なんと新しい「市長車」の購入費で、それがトヨタランドクルーザーだということが判明した。

 これを楽しい議員、議案質疑でぶち上げた。

「これって補正予算の説明の時には触れられませんでしたよね!」

市側は購入を認めて、南海トラフ地震などの災害対応で、市長が現場に出て陣頭指揮を執るために4WDの購入をするのだと説明した。

「それはおかしい、災害時にトップが本部を離れるようなことがあってはならない。それをやっていいのは民主党の時の菅(かん)首相だけだ」

 と言ったかどうかは定かではないが、日常的には市長が使用し、災害時にも市長だけが使用するというのを撤回させ、4WDの強みを活かして、災害時に一般職員が使えるところまで譲歩をさせた。

 

 オ~イ、山口県~。市長が毎日使うけど、災害時は職員も使う600万円のランドクルーザー購入でも、きっちりと質しているぞ。3年間で13日しか使用実績のない高級車センチュリーに2000万円ですぞ。山口県議会議員はなにをしているんだ!

 

 次の話は、某市のことではないので、N市とでもしておこうか。そこの議会がまた大変な議会で、なにしろ古参のジジイがはばを利かせる昭和の地方議会そのものなんだそうな。

通称「議運」と呼ばれる委員会がある。正式には「議会運営委員会」というもので、議会の古参議員たちが構成する、いわゆる「長老会議」のようなものと思ってもらえばいい。

基本的に議員は視察が好きなのである。中には、某市の楽しい議員のように「団体で行く視察なんて、ケッ!」と思っているのもいるけれど、長老たちは団体旅行で、なおかつ随行がついて、全国津々浦々に出かける視察を心待ちにしているところがある。N市の長老もそうなんでしょうね。今年は武漢ウイルス禍でどこの議会も視察受け入れについては敬遠している。とくに愛知県は東京、大阪と並んで感染者の多い県だと思われているから、相手も二の足を踏む。それを早い段階で見極めた愛知県刈谷市議会などは、視察費そのものをそっくり返上しているくらいだ。潔い。

しかしN市は「議運」で視察をすることになった。随行は、正規職員の女性1人と臨時職員の女性1人、2人の女性職員を同伴して行くという。

おいお~い、正規職員なら女性でもありだと思うが、臨時職員をあえて担当にしてまで随行に加える真意はなんなんだ?N市議会、大丈夫か。

 通常なら、課長級の職員が随行する。それもその業務を熟知した職員が適切だろう。それをあえて女性2人を随行者に選ぶ、そのセンスが疑わしい。それもこのコロナ禍の中で、女性2人に世話を焼かせて大名旅行をする意味が見えない。

 N市議会、なにしろ、70歳以上の議員が11人(38%)もいる。その中の一人は80歳ごえのご老体で、さらに再選を目指しているんだとさ。やれやれ。これらの長老たちが年齢を引き上げているので、N市は、楽しい議員のいる某市よりも平均年齢で7歳も上回っている。

 70歳、80歳が4割近くいるロートル議会の爺様がたに、若い世代のことだとか、女性のこととか、デジタルの話なんて、理解できているのだろうか。噂でしかないけれど、N市の長老様は、このところ議会で発言したことがない人がいるんだとさ。ICT機器なんて使いこなせないだろうし、老眼がすすんで書類も読めないだろうから、議員席ですることないよね。若手の質問なんか端からバカにしているし、地元の敬老会とか、グランドゴルフには足しげく通っていて、疲れが溜まっているからついつい舟を漕いでしまうのだろう。よだれだけは垂らさないでね。

傍聴席にきている普通のお年寄りなら、それでいい。しかし、議員として議席をもらっているんだ。議会中くらいきっちりとしていろ。

 

これでいいのか、地方議会。まぁ国会でも寝ている議員が多いけど(泣)。